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米Google、アドワーズ広告でインスタントプレビューのテスト開始

文●渡辺隆広/SEMリサーチ

2011年04月25日 21時57分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Google、アドワーズ広告でインスタントプレビューのテスト開始

米Googleが、一部のユーザに限定してアドワーズ広告向けのインスタントプレビューの提供を開始した。

インスタントプレビューはGoogleが昨年11月にリリースした機能で、自然検索結果の各リンクの虫眼鏡アイコン(またはスニペットなどハイパーリンクではない部分)をクリックすると、リンク先ページ全体のサムネイルを表示する機能。検索キーワードが出現する近辺のテキストもあわせて表示されるため、視覚的にページのイメージや関連する情報の出現位置を把握できるため、効率的に検索を行えるメリットがあるとされている(実際にどの程度のユーザが日常的に利用しているのかは不明)。

今回、インスタントプレビューがアドワーズ広告でも有効になった。自然検索同様に、各広告の横にも小さな虫眼鏡アイコンが表示され、クリックすると広告のランディングページを確認することができる。インスタントプレビューとしての機能は自然検索のものと同様だ。

検索ユーザは広告をクリックせずにランディングページの全体的なイメージが確認できるようになるため、自分が求めていない(イメージ)であればクリックをしない"かも"しれない。その意味で広告主はより品質の高いトラフィックを、より少ない予算で獲得できるようになる"かも"しれないが、同時にそれは小さなプレビューウインドウに表示されるサムネイルの視覚情報により判断される可能性があるということも示している。

インスタントプレビューは、Adobe Flashやその他マルチメディアコンテンツをサムネイル表示できないため、ランディングページにこれらの技術を多用している場合はサムネイルが真っ白の状態になってしまう。こういった状況が、不利に働くケースがなきにしもあらずだ。

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オーガニック検索におけるGoogleインスタントプレビューの影響が???なことを考えると、アドワーズ広告への導入でどんなインパクトがあるのか不明。ただ、一般的な検索リテラシから想像すると、そんなに影響はないのかもしれない。先日のGoogleインスタント検索の記事でも触れた通り、Googleのサービスは総じてリリース当初は騒がれ、SEM観点からの影響も過度に見積もられがちな点があるので、現実の検索ユーザの行動・限界と照らし合わせて予想する必要がある。

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