4月25日、大塚商会と日立製作所、日本オラクルは、中堅企業向けアプライアンス型BI/DWHソリューション「Oracle BI/DWH Pack」の提供を4月26日から開始すると発表した。
Oracle BI/DWH Packは、ビジネスインテリジェンス/データウェアハウス(以下、BI/DWH)システムの導入・運用を迅速、かつ低コストに実現することを目標とする製品。大量データの高速な分析により効率的なデータ活用を可能とする。大塚商会のノウハウで日立とオラクル製品を組み合わせてシステム構築。保守サービスもあわせて大塚商会が提供する。
ハードウェアは日立のアドバンストサーバ「HA8000シリーズ」とミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2100」を採用。ソフトウェアオラクルの高性能な「Oracle Database 11g」のインメモリ技術「In-Memory Parallel Execution」およびデータ圧縮技術「Advanced Compression」、パーティショニング技術を活用することで、データ処理の高速化を実現している。
3社は今後も協力し、Oracle BI/DWH Packの拡販、システム構築やマーケティング活動を積極的に展開していく。また、大塚商会と日立は、両社で開設した「BI/DWH検証センター」を核として、Oracle BI/DWH PackをはじめとしたBI/DWHシステムの開発やシステム検証・構築を共同で推進するという。