矢野経済研究所は4月22日、「国内アフィリエイト市場調査」の結果を発表した。
調査結果によると、2010年度のアフィリエイト総市場規模は1009億2000万円の見込み。2011年度は前年度比4.3%増の1052億5000万円、2012年度は同3.8%増の1092億5000万円、2013年度は同3.0%増の1125億円になると予測した。
PCアフィリエイト市場は、一部のリード系アフィリエイト分野(会員登録や資料請求などを成果とするアフィリエイト)が縮小する一方、物販系分野が堅調に拡大している。
一方のモバイルアフィリエイト市場は、公式サイトの広告出稿量減少により縮小傾向にある。今後は、スマートフォンの普及が進むことにより、現在拡大しつつあるリワード広告分野の拡大が期待される。
調査期間は2011年1月~4月、調査対象は主要ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)、インターネット広告利用企業、広告掲載メディア。調査方法は同社専門研究員による直接面談、電話・メールによるヒアリング、文献調査併用。
■「国内アフィリエイト市場調査」(http://www.yano.co.jp/press/press.php/000768)