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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第58回

ネットブック価格で十分な性能

低価格15.6型ノート、Lenovo G560eの実力検証

2011年04月30日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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ネットブックからのステップアップにもオススメ

DVD視聴負荷計測

 必要十分な機能を詰め込んだ低価格マシンというと、思い浮かぶのはネットブックだろう。用途をウェブブラウズとメール作成程度にしぼる一方で、持ち運びしやすい小型のボディーとすることで、価格も抑えた。しかし、一時的に人気が出たものの、やはり小さすぎるマシンは使いにくいという評価もなされた。

 物理的に小さなサイズは、画面表示領域の狭さによる見にくさ、作業スペースの狭さにつながる。多くの場合、光学式ドライブも外付けだ。キーボードが小さいと、長文を入力するのが難しい場合もある。ネットブックは、性能にはとりあえず目をつむり、省電力性能を追求したAtomを搭載している場合が多く、マシンパワーの点では今ひとつ心許ない。

ブラウジング負荷計測

 一方で、ネットが快適に使えて簡単な作業ができるなら、据え置き中心でも構わない。ただし可能なかぎり安い方がいいというユーザーも数多くいるはずだ。そうしたユーザーには、1台目のマシンとしてもある程度の実力を持つマシンという意味も込めて、Lenovo G560eをオススメしたい。

 試しに、Lenovo G560eでウェブブラウジングとDVD再生時のCPU負荷を計測してみた。ブラウジングは、ウェブブラウザーを起動すると同時に2つのタブを読み込む時点で一瞬CPU使用率が100%に近づくものの、すぐに下がった。

 ページ読み込み時には70%前後まで跳ね上がり、すぐに40%前後に落ちるものの、完全に読み込みが終われば10%前後で推移していた。DVD視聴はチャプターの読み込み時などに80%程度まで上がるものの、通常視聴時は50%前後になった。何の負荷も感じないというほどではなくとも、十分快適に使える状態だ。

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