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SOHO、中小企業向けとエンタープライズ向けなどが用意

クラウドのパワーを体感!Office 365のパブリックベータ開始

2011年04月21日 06時00分更新

文● 渡邉利和

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4月20日、日本マイクロソフトはクラウド型サービス「Microsoft Office 365」のパブリック ベータ プログラムを開始した。これまでは特定顧客のみを対象としたプライベート ベータが実施されていたが、広く一般のユーザーが試用できるようになった。

クラウドサービスのパワーをOffice 365で

 Microsoft Office 365は、同社が開発中のクラウド型サービスで、現在はまだβ版の段階にある。発表会で登壇した同社のインフォメーションワーカービジネス本部 業務執行役員 本部長のロアン・カン氏は、まず震災の被害に対して見舞いの言葉を述べた上で、こうした状況においてクラウドサービスがどれほどのパワーを発揮しうるか、また震災後に生じた電力問題などに対しても解決策の1つとなり得るといった利点を紹介。Office 365のコンセプトとして「プロダクティビティツールをあらゆるプラットフォーム上で、あらゆる規模のユーザーに対して提供していく」とした。

日本マイクロソフト インフォメーションワーカービジネス本部 業務執行役員 本部長 ロアン・カン氏

 実際のOffice 365デスクトップのオフィスアプリケーションと、コミュニケーション&コラボレーション製品のクラウド版との組み合わせ、という構成を採っており、コンポーネントとしては「Microsoft Office Professional Plus」「Exchange Online」「SharePoint Online」「Lync Online」が含まれる。

 ただし、利用できる機能はプランによって異なる。プランは、SOHOや中小企業など、1~25ユーザー程度の規模を想定した“Office 365 for Professional and Small Business”(Plan P1)と、法人向けの“Office 365 for Enterprise(店頭や工場勤務のユーザー向けとなる“Plan Kファミリー”とインフォメーションワーカー向けの“Plan Eファミリー”の2種に細分される)が用意され、さらにPlan Kは“K1”と“K2”の2段階、Plan Eは“E1”~“E4”の4段階の設定がある。

Office 365 for Professional and Small Business

Office 365 for Enterprise

 Office 365は、現在中小企業向けのクラウド型メッセージング/コラボレーションソリューションとして提供されているBPOS(Business Productivity Online Suite)の後継と位置づけられている。現在のBPOSの機能にほぼ相当するプランが“プランE1”で、月額1,000円の予定(BPOSは月額1044円から)で、ほぼ同水準の価格設定となる。Office 365の正式サービス開始は2011年中の予定で、現在BPOSを利用しているユーザーは、2012年9月までにOffice 365に移行するスケジュールとなっている。

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