シャープから、家の中で持ち歩きながら視聴できる液晶テレビ「LC-20FE1」が発表された。6月1日発売予定で予想実売価格は10万円前後。同社は新機種発表に伴って、特設ページを設けている。
本機は20V型液晶パネル(UV2A+LEDバックライト)のディスプレー部とチューナー部に分れており、据え置き型のチューナーで受信した映像(地デジ/BSデジタル/CSデジタル)を無線でディスプレーに伝送。ディスプレーはバッテリー駆動(2時間程度)が可能で、持ち歩きながらテレビを視聴できる。
チューナー部にはUSB端子が搭載されており、外付けUSB HDDへの番組録画が可能。外部入力はチューナー部にはなく、ディスプレー部の外部入力に直接接続する形となる。
DLNAに対応しており、DLNAサーバーにある映像や音楽を本機で視聴することが可能。さらに「YouTube」や「アクトビラ」「ひかりTV」といった動画配信サービスも利用できる。
本機は新UIとして「マイサークル」を採用。リモコンの「マイサークル」ボタンを押すとテレビ画面が中央に縮小し、その周囲にアイコンが現われる。アイコンは「テレビを見る」や「ホームネットワーク」「お気に入りWeb」(ウェブページにブックマーク)といったものが用意され、リモコンに搭載されたホイールをくるくる回すことでアイコンが回転し、機能を選択できる。
このマイサークルには「メイン」と「サブ」があり、それぞれ8個(計16個)のアイコンが登録されている。リモコンのボタンを押して、最初に起動するのはメインで、切り替え操作(リモコンの「緑」ボタンを押す)でサブ画面を表示できる。メインとサブのアイコンは入れ替えが可能だ。
このマイサークル操作のため、リモコンも従来のAQUOSとはまったく形状の異なるものとなっている。