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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第195回

節電生活でもLEDライトで猫撮影!

2011年04月15日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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「かふか」が妙にかっこよく撮れた!

右下から光が当たっているのがわかると思う。こういう光の時はしゃきっとした顔が似合う。というか、まだLEDライトを不審がっていて、ふにゃっとした顔をしてくれない(2011年4月 ニコン D7000)

右下から光が当たっているのがわかると思う。こういう光の時はしゃきっとした顔が似合う。というか、まだLEDライトを不審がっていて、ふにゃっとした顔をしてくれない(2011年4月 ニコン D7000)

 普段とは違うところが光っているのが気になるみたいで、じっとそちらを見る「かふか」。これはもしかして、逆光で撮ったらかっこよくなるんじゃないかと思って、アングルを変えてみた。

「かふか」の斜め後ろに回り、やや逆光気味で、背景を大きくボカして撮ってみた(2011年4月 ニコン D7000)

「かふか」の斜め後ろに回り、やや逆光気味で、背景を大きくボカして撮ってみた(2011年4月 ニコン D7000)

 なんかいつもの“ふにゃ”ぶりは影を潜めて、妙にかっこよくなった「かふか」。

 続いて、ライトをミニ三脚に付けて棚の上に置き、斜め上から照らして撮ったのが前ページの冒頭写真だ。

ごはんを食べて猫ベッドでくつろいでいる2匹を撮らせてもらった。左手にライトを持ち、左側から光を当ててみたのである(2011年4月 ニコン D7000)

ごはんを食べて猫ベッドでくつろいでいる2匹を撮らせてもらった。左手にライトを持ち、左側から光を当ててみたのである(2011年4月 ニコン D7000)

 右上から照らしている。これだとかっこよく陰影がついて、こっちをじっと見てくれた。左手にLEDライトを持って光の当たり方をチェックしながら、右手で撮影っていうのもできる。

左は普通の昼間の窓際逆光写真。右はカメラにLEDライトを装着して補助光にしてみた(2011年4月 パナソニック GH1)

 LEDライトはストロボほどは明るくないけれど、撮る瞬間しか光らないストロボと違って、ずっと同じ明るさで光ってくれるから、撮るときに陰影を確認しやすい。ついでに、いざというとき強力な懐中電灯にもなる。昼間の補助光としてもなかなか有効だ。

 あ、そうそう、見た目よりまぶしいので、至近距離で目に向けたりしないようにしてくださいませ。


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。Twitterアカウントは@ogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei



*次回は2011年4月22日掲載予定



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