McAfee Network Security Platformをアップデート
マカフィー、ボットネット対策を強化したIPSアプライアンス
2011年04月13日 06時00分更新
4月12日、マカフィーはネットワーク不正侵入防止ソリューション「McAfee Network Security Platform(マカフィー ネットワーク セキュリティ プラットフォーム)」の機能を強化し、4月18日より提供を開始すると発表した。
Network Security Platformは、公開サーバーへの攻撃対策、内部ネットワークの重要サーバーセグメントの脆弱性予防、ワームやボット、P2Pなどの通信をネットワーク上でリアルタイムに検知、予防する機能を持つネットワーク不正侵入防止ソリューションアプライアンス。
今回のアップデートでは、ボットネット管理を強化。同社がクラウド上で運営する「Global Threat Intelligence」から提供されるファイルレピュテーションやWebレピュテーションにより、インラインでのボットネット対策が可能になった。Global Threat Intelligenceは、6000万件を超えるマルウェアのサンプル、毎月20億件以上のIPレピュテーションクエリに基づく何億ものWebレピュテーションを持っており、より迅速かつ正確なボットネット検出と防止を実現している。
また、トラフィックのリダイレクト機能により、情報漏えい防止ツール、ネットワーク上の通信データを採取し記録するネットワークフォレンジック機能、高度なマルウェア分析ツールといったマカフィー製品や他社製品を利用することで、任意のネットワークトラフィックをさらに精査することが可能になっている。
