最新パーツ性能チェック 第110回

SATA2の新定番!?　「Intel SSD 320」の実力をチェック

「HD Tune Pro 4.6.0」によるベンチマーク

　次に「HD Tune Pro 4.6.0」を使ってより詳細な性能を確認していこう。“Benchmarkテスト”ではSSD全体を通した性能を、“Random Access”ではファイルサイズごとに、1秒間にどれだけのファイルを処理できるかの目安となるIOPS(I/O PerSecond)が確認できる。また、“File Benchmark”では転送サイズによって転送速度がどのように変化するかを確認できる。

Intel SSD 320「SSDSA2CW300G3」(300GB)

Benchmark(Read)

Benchmark(Write)

Random Access(Read)

Random Access(Write)

File Benchmark

Intel SSD 320「SSDSA2CW120G3」(120GB)

Benchmark(Read)

Benchmark(Write)

Random Access(Read)

Random Access(Write)

File Benchmark

Intel SSD 510「SSDSC2MH120A2」(120GB/SATA 3.0接続)

Benchmark(Read)

Benchmark(Write)

Random Access(Read)

Random Access(Write)

File Benchmark

Intel SSD 510「SSDSC2MH120A2」(120GB)

Benchmark(Read)

Benchmark(Write)

Random Access(Read)

Random Access(Write)

File Benchmark

X25-M「SSDSA2MH120G2」(120GB)

Benchmark(Read)

Benchmark(Write)

Random Access(Read)

Random Access(Write)

File Benchmark

　Benchmark Read/Writeの結果を見ると、300G3、120G3ともフラットなグラフ。特に300G3のグラフはほとんどブレがなく、データ転送が安定していることがわかる。File Benchの結果も良好でいずれのドライブも2048K以上ではリード、ライトとも公称値に近い転送速度を記録している。
　また、Random Accessの結果を確認してみると、特にランダムリードの性能が高くランダムアクセスに定評のあるX25-Mの1.3倍以上のスコアとなった。ランダムライトでは2割～3割ほど低いスコアとなったがそれでもIntel SSD 510と同等以上の性能だ。

(次ページへ続く)