Sandy Bridge搭載でメインになりうる、長時間駆動ノート導入のススメ
LIFEBOOK SH76/CNと省電力時代を生き抜く (1/7)
2011年04月29日 12時00分更新
LIFEBOOK SH76/CNの価格と仕様は
WEB MARTでチェック!
PC運用のあり方を考え直す好機
今やPCはビジネスに欠くことのできない道具だが、今後は常にPCやネットワークを使える環境を整えるだけでなく、その電力をどれだけ節約できるかが、カギになってくるように思える。これは震災後の電力不足と計画停電を経験した読者にとってもより切実な問題に感じるのではないだろうか? しかし、今までのようなPCの運用では到底節電に寄与することはできない。PC運用のあり方を根本から変える必要もあるだろう。
特にこれから夏にかけて需要が一気に高まる「昼間の電力」を、どう節約していくかは頭が痛いところだ。仕事を止めず、節電にも協力するために何ができるか? その答えのひとつとなりそうなのが、ノートPCによる「昼間バッテリー運用」だと筆者は考えている。電力消費の少ない夜間にノートPCを充電しておき、昼間は電力を抑えるために、極力バッテリーで動作させようという考え方だ。
ノートPCはデスクトップに比べて消費電力が格段に低いが、バッテリー駆動に切り替えれば、ピーク時でも電力消費の負荷を減らすことができる。また、充電はPCを使用しない夜間に実施しておけば、PCを起動しながら充電をするより、時間当たりの消費電力も少なくて済む。
節電の手段としてこれはすぐにでも実施したいし、数ヵ月先の夏を見据えて準備しておきたい事柄でもある。