このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

物欲AVコモノ道 第91回

電車の中でも気軽に作曲! iPhone用シーケンサを試す

2011年04月11日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Dock端子付きのミニキーボード「SYNTHSTATION25」

「SYNTHSTATION25」

「SYNTHSTATION25」(実売1万2000円前後)

 MusicStudioを本格的に使うようになると、やはり本物の鍵盤を使って操作したくなる。そんな希望を叶えてくれるのが、AKAI ProfessionalのMIDIキーボード「SYNTHSTATION25」だ。

 本体中央にiPhoneを装着するためのスペースとDockコネクタがあり、iPhoneを装着することができる。MusicStudioはいくつかあるSYNTHSTATION25に対応したアプリの1つで、両者を組み合わせれば本物の鍵盤を使って音楽を制作できるというわけだ。

 SYNTHSTATION25の鍵盤数は2オクターブ分の25鍵で、打鍵の強弱で音量を変えられる「ベロシティ」に対応するほか、音程を変化させることができる「ピッチベンドホイール」と、ビブラートを表現できる「モジュレーションホイール」を装備する。

背面にはボリュームつまみや音声出力端子などがある

背面にはボリュームつまみや音声出力端子などがある

 USBインターフェースが用意されており、PCに接続してMIDIキーボードとして利用できる。さらに音声出力用として、オーディオ出力端子とヘッドホン端子も本体背面に備えられている。

SynthStationの鍵盤画面。和音を弾くとアルペジオ(和音を1音ずつ順番に弾く奏法)として出力するアルペジエータも搭載する

SynthStationの鍵盤画面。和音を弾くとアルペジオ(和音を1音ずつ順番に弾く奏法)として出力するアルペジエータも搭載する

 このSYNTHSTATION25と組み合わせて使うアプリとして、AKAI Professionalブランドでリリースされているのが「SynthStation」(230円)である。3つのシンセと1つのドラムマシンが使えるシーケンサで、豊富なパラメータを使って音色を自在にコントロールできる。

ピアノロールを使った打ち込みも可能。3つのシンセとひとつのドラムキットを組み合わせて使うことができる

ピアノロールを使った打ち込みも可能。3つのシンセとひとつのドラムキットを組み合わせて使うことができる

3×3のパッドが使えるドラムキットも装備。ピッチやレベル、パンを調整する機能も備えている

3×3のパッドが使えるドラムキットも装備。ピッチやレベル、パンを調整する機能も備えている

 シンセサイザーは画面上の鍵盤を使って演奏できるほか、ドラムマシン用に9つのパッドのインターフェイスも用意されている。さらにピアノロールを使った打ち込みにも対応する。SynthStationは単体でも動作するので、興味があれば試してみてほしい。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中