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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第60回

auの最高峰「Cyber-shotケータイ S006」の使い心地を試す

2011年03月28日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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「夜景」「クイック」「Dレンジオプティマイザー」などで撮影

 次にカメラ機能を試してみる。カメラの機能はとても充実しているうえ、タッチ操作でも、アイコンが押しやすくメニューが選びやすい。カメラモードと壁紙モードの切り替えもよく考えられており、どちらかのモードでなんらかの設定をすると、もうひとつのモードでも同じ設定のままで撮影できる(もちろん撮影サイズは変更されるが)。またどちらのモードでも「おまかせオート」や「プログラムオート」「クイック(撮影間隔が短い)」に加え、連写やデコフォトなどが使える。

レスポンスもよく、撮影は小気味よくこなせる

今どきのケータイらしく、撮影モードは豊富。Dレンジオプティマイザーはソニー製デジカメではおなじみの機能で、露出や階調表現を最適化してくれるもの

 S006の「Exmor R」は夜景を明るく撮れるというのがウリなので、深夜にわざと明かりが少なくなる時間を狙って撮影してみた。ビルの電灯もほとんど消えており、道の街灯と車のヘッドライトだけが明るいという状況。おまかせオートのまま撮影したが、ビルの窓の数までわかるほど明るく、細かく撮れていた。ノイズも目立たない。

夜景を撮影したところ。ノイズを抑えつつ、ビルはしっかりと写し出されている

 次に撮影モードを切り替えて、「クイック」を試した。これは撮影間隔を短くし、次々とシャッターを切れる機能。電車が見えてから通り過ぎるまで撮り続けてみたが、38秒間で18枚の撮影が可能。約2秒に1枚。被写体やシャッターの切り方によってはもっと短くできる。

クイックモードでの高速連写は鉄道などの、高速で移動する被写体に最適だ

 「DRO」(Dレンジオプティマイザー)は、露出や階調表現を最適に処理し、白飛び、黒つぶれを軽減する機能。ただし強めに補正されるぶん、逆にノイズが目立つなど悪い影響もあるようだ。今回はあえて一番補正効果が強くなる「DRO Plus」を選んで、違いを見てみた。その写真が下の競走馬の調教(川崎競馬の調教場)を写した2枚だ。芝生や砂を見るとDROがオンのほうがたしかに明るく撮れている。反面、立木の影が強すぎたり、馬が鮮明に見えるのはオフのほう。このあたりは被写体によって、補正を調整したほうがいいかもしれない。

左がDROをオン、右がオフにした写真。それぞれに特徴がある写真になっている

 撮影時は、撮影した写真がプレビューとして画面の隅に表示される。タッチすると確認ができるのだが、すぐにアイコンを押して撮影画面に戻ることができるのも、使っていて便利だと感じた。

 真面目(?)な写真だけでなく、デコフォト、ミニフォトなど楽しい撮影機能もあるのでライトユーザーが使っても面白いはずだ。

EZweb、PCサイトビューアー、スライドショーなどその他の機能

 タッチ操作が活躍するのはカメラだけではない。まずはウェブの閲覧。EZweb、PCサイトビューアーともにスムーズなタッチ操作が可能で、スクロールも軽やか。カーソルキーを使わなくてもいいほどだ。

KCP 3.0ベースでフルブラウザーも快適。写真も簡単にブログなどへアップロードできる

 またワンセグや写真表示などはメディアランチャー機能で簡単にタッチ起動が可能。特に撮影した写真は音楽付きのスライドショーで再生できる。ツールにはウェブアップロード機能もあり、ブログなどに写真を投稿するのに便利だろう。

 Snapdragon+KCP 3.0の強力なプラットフォームによって、全体的な動作が速いうえ、メールの予測変換もさらに進化しているなど基本機能そのものが使いやすくなっている。


スマートフォンよりおもしろい
使ってみると、とっても楽しい1台

 機能が豊富にあるケータイはどうしても使いこなすのが難しい、という印象を持ってしまいがち。しかしS006は多機能でありながら、そのような印象を持たなかった。まず操作がサクサクなので、機能を選ぶのが億劫と感じない。次々と別の機能を使ってみたくなる。これまでケータイで使い慣れた機能、使っていなかった機能も、S006ではどうなっているのか? と試したくなってくる。使えば使うほどよくできているな、と感心させられる。

 ケータイの豊富な機能を使いこなすことなく、スマートフォンに移ろうかなと思っている人もいると思うが、なおのこと一度店頭などで実機に触れていただきたい。ケータイの良さを再認識できるうえ、ケータイでもここまでできるのかと驚くこと間違いなしだ。


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