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高品質か!? 低価格か!?

自分の用途にぴったりのBDドライブを選ぶ

2011年03月31日 10時00分更新

文● 週刊アスキー編集部 イッペイ

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●左「BDR-S06J」(実売価格 2万1000円前後)。BD-R の12 倍速書き込みに対応するドライブ。記録精度や静音性を高めるための最新技術が投入されている。付属ソフトも3D 対応の再生ソフトや、動画編集ソフトなど充実。●右「BDR-206J」(実売価格 1万8000円前後)。「BDR-S06J」と同じBD-R の12 倍速書き込みに対応しつつ、静音性や書き込みモードの機能を抑えた普及価格版。付属ソフトも「S06J」と同じで、ブルーレイ3D にも対応。

人気のパイオニアBD
どちらを選ぶべき?

従来のピアノブラック、クリアホワイトに加え、最近 人気のつや消し黒(ラバーブラック)が追加された。写真は「BDR-S06J-KR」(ラバーブラック/つや消し)

「BDR-S06J-BK」(ピアノブラック/つやあり)

「BDR-S06J-W」(クリアホワイト/つやあり)

 タイトルが順調に増え、いよいよブルーレイ3Dがブレイクの予感! ということでブルーレイドライブの購入を考えている人も多いはず。機能や信頼性の高さで人気を集めるパイオニア製品がオススメだが、現在店頭では「BDR-S06J」と「BDR-206J」という2種類のモデルが主に販売されている。それぞれどういう違いがあるのか確かめてみた。

 上位モデルである「BDR-S06J」は、一昨年に登場して人気を博した「BDR-S05J」に新機能を追加し、新色(ラバーブラック)が追加となった製品だ。その新機能のひとつがブルーレイ3D再生時にも対応した、新しい“静音優先モード”の採用。このモードはドライブの回転数を最低限にし、ノイズを抑えるもの。標準は必要に応じてフル回転まで回転する設定だが、静音優先にすることで、再生直後の轟音が消滅するのには驚いた。ブルーレイ3Dは通常のBD再生よりも負荷が高くなるが、再生中のドライブから発する音は、耳を近くに寄せないとほとんどわからない。

 もうひとつの新機能は“最適倍速記録機能”。安定した書き込みをするためには、遅いスピードで書けばいいというわけではなく、ディスクごとに最適なスピードがある。そのディスクの個体差まで自動判別して書き込むので、ほかの機器で再生するディスクを焼くような場合でも安心できる。

 一方、BDR-206Jは価格重視の製品。静音性や記録の安定性は「S06J」よりも若干劣るが、書きこみ速度や同梱ソフトは同じと、使い方によっては「S06J」と変わらぬ性能を発揮できる。もちろんブルーレイ3D再生も問題なしだ。

 静かに落ち着いてBDを観賞したいこだわり派なら「BDR-S06J」、手軽なデータ保存や最初の1台として考えている人ならば「BDR-206J」を選ぶのがおススメだ。

風の流れを整えるハニカム構造

ボディー上面のハニカム構造が内部の風の流れを制御して、静音性を高める。

ソフトの追加購入は不要!

両製品に、ブルーレイ3D に対応する再生ソフト「PowerDVD 9」が付属する。ほかにもライティングや動画変換など、サイバーリンク製ソフト8 本を同梱。

「S06J」はさすがの静音性

暗騒音が32 デシベルの場所で計測。静音モード時のS06J は驚異的な静かさだ。

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