人気のパイオニアBD
どちらを選ぶべき?
タイトルが順調に増え、いよいよブルーレイ3Dがブレイクの予感! ということでブルーレイドライブの購入を考えている人も多いはず。機能や信頼性の高さで人気を集めるパイオニア製品がオススメだが、現在店頭では「BDR-S06J」と「BDR-206J」という2種類のモデルが主に販売されている。それぞれどういう違いがあるのか確かめてみた。
上位モデルである「BDR-S06J」は、一昨年に登場して人気を博した「BDR-S05J」に新機能を追加し、新色(ラバーブラック)が追加となった製品だ。その新機能のひとつがブルーレイ3D再生時にも対応した、新しい“静音優先モード”の採用。このモードはドライブの回転数を最低限にし、ノイズを抑えるもの。標準は必要に応じてフル回転まで回転する設定だが、静音優先にすることで、再生直後の轟音が消滅するのには驚いた。ブルーレイ3Dは通常のBD再生よりも負荷が高くなるが、再生中のドライブから発する音は、耳を近くに寄せないとほとんどわからない。
もうひとつの新機能は“最適倍速記録機能”。安定した書き込みをするためには、遅いスピードで書けばいいというわけではなく、ディスクごとに最適なスピードがある。そのディスクの個体差まで自動判別して書き込むので、ほかの機器で再生するディスクを焼くような場合でも安心できる。
一方、BDR-206Jは価格重視の製品。静音性や記録の安定性は「S06J」よりも若干劣るが、書きこみ速度や同梱ソフトは同じと、使い方によっては「S06J」と変わらぬ性能を発揮できる。もちろんブルーレイ3D再生も問題なしだ。
静かに落ち着いてBDを観賞したいこだわり派なら「BDR-S06J」、手軽なデータ保存や最初の1台として考えている人ならば「BDR-206J」を選ぶのがおススメだ。