Lenovo Ideaシリーズ大研究 第53回
Core i7-2630QM採用の高機能15.6型ワイド機
IdeaPad Y560p(1)――死角なきSandyBridgeノート
2011年03月31日 12時00分更新
レノボのコンシューマー向けノートPCブランド「IdeaPad」シリーズで、最上位モデルとなる「IdeaPad Y」の新製品が登場した。最新の第2世代インテル Core i7を搭載したハイエンドノートPC「IdeaPad Y560p」を紹介しよう。
第2世代Coreプロセッサーでよりパワフルに変身
レノボの「IdeaPad Y」シリーズは、エンターテインメント性を追求したコンシューマー向けノート製品群だ。その最新機種として、15.6型ワイドHD液晶、Blu-ray Disc書き込みが可能な「Blu-ray Discドライブ」、JBLステレオスピーカーなどシリーズの特徴はそのままに、第2世代Core i7-2630QMプロセッサーを搭載したモデル「IdeaPad Y560p」(4397J3J)が登場した。
充実の高機能ぶりは健在で、ゲーム/音楽/動画/ネットなどあらゆるPC上のエンターテインメントを楽しみたいユーザーにさらにお勧めしやすくなったのだ。
発売時期:2011年1月
落ち着いたデザインの15.6型ワイド液晶搭載ノート
15.6型ワイド液晶を搭載している「IdeaPad Y560p」(4397J3J)。本体のボリューム感は、前モデルと同等だ(関連記事)。重量は約2.7kgと、気軽に持ち運ぶには厳しいものの、完全に据え置きにというほどでもない。基本的にはデスク据え置きで利用しつつ、必要があれば持ち運ぶこともできるマシンというイメージになる。
外装デザインは、レノボらしい落ち着いた雰囲気だ。トップカバーはマットの雰囲気なのだが、よく見ると光沢がある。これは光沢処理が施されたトップカバーにヘアラインが刻み込まれているためだ。持った手触りはさらさらとしており、指紋なども目立ちにくい。また、カラーネームとしては「ブラック」なのだが、わずかな凹凸があるせいなのか、光を当てるとわずかに赤みがかったチョコレート色にも見える。
トップカバーを開いた内側は、光沢加工でまとめられている。ディスプレーはグレアタイプで、ベゼルと段差のない一体感のある構造だ。キーボード面はヒンジ近くを黒、キーボード部からパームレストまでをガンメタリック調と色を分けけている。ガンメタリック部分にのみヘアラインプリントが施されているが、表面はクリアコーティングされている。
光沢加工とはいっても、ぎらついた感じはない。あくまでも艶やかという程度で、男性でも女性でも違和感なく使えるデザインだ。また、コンシューマー向けモデルではあるものの、ビジネスの場にも十分なじんでくれるデザインなのが魅力的だ。
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