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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第192回

キヤノン 「PowerShot SX230HS」で撮った猫との1日

2011年03月25日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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木の陰からじーっと見つめてるミケ。警戒心が強くて近寄らせてくれないので、遠くから望遠で(2011年3月 キヤノン PowerShot SX230HS)

木の陰からじーっと見つめてるミケ。警戒心が強くて近寄らせてくれないので、遠くから望遠で(2011年3月 キヤノン PowerShot SX230HS)

 先週の記事を公開してから、「かふか」が不安そうな顔をしている、という心配のメールが来た。ありがとうございます。実は以前より3倍増しくらいで撫でたり、抱っこしたりしてあげてます。

 さて気を取り直して、ぼちぼちと春のデジカメ新製品群が出てきたので、面白そうなものを取り上げよう。

「PowerShot SX230HS」

光学14倍ズームレンズ搭載の「PowerShot SX230HS」(実売価格4万円前後)

 まずは、いきなり大穴っぽいけど、キヤノンの「PowerShot SX230HS」(関連記事)。28-392mm相当の超高倍率でコンパクトなカメラなんだけど、昨年の「SX210HS」に比べて、撮像素子がCCDから裏面照射型CMOSセンサーになり、ボタン類の配置もよくなり、GPSも付いた。

 外の猫って、近づかせてくれるとは限らないから望遠は欲しいところ(冒頭写真)。

 でも、わたしが注目したのはGPSでも望遠でもなくて、「ムービーダイジェスト」という面白い撮影モードなのだ。

 このモードで撮ると、撮影する直前の2~4秒間を動画として残してくれるのである。しかも、それが「1日分まとめて1本の動画として」記録されるのだ。

 ムービーダイジェストモードで10枚写真を撮ると、最長で40秒間の動画ができあがるというわけ。

 これで猫を撮ると、シャッターチャンスを待ってる間の猫の動きなどが動画でも残るのだ。それが楽しい。撮った写真も撮る寸前の動きも楽しめる。というわけだ。

 ムービーダイジェストモードで撮った写真から何枚かピックアップしてみよう(冒頭の写真もそう)。

この猫は呼ばなくてもどんどん近寄ってくる。だから別の意味で撮りづらい。とことこと早足で駆けてくる途中を(2011年3月 キヤノン PowerShot SX230HS)

この猫は呼ばなくてもどんどん近寄ってくる。だから別の意味で撮りづらい。とことこと早足で駆けてくる途中を(2011年3月 キヤノン PowerShot SX230HS)

 まずは都内某公園にて、わたしの姿を見つけてとことこと歩いてくる猫。まあ、猫好きそうな人には誰に対してもこんな感じでねだってくるのだ。

ティッシュで遊んでるの図(2011年3月 キヤノン PowerShot SX230HS)

ティッシュで遊んでるの図(2011年3月 キヤノン PowerShot SX230HS)

 誰かが捨てていったティッシュで遊ぶ猫。2本足でティッシュと戯れる姿が面白かったので、被写体ブレしちゃったけど掲載してみた。このティッシュはあとで取り上げてゴミ箱に捨てましたです。

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