このページの本文へ

DESIGN プロが教えるデジカメ撮影テクニック - 番外編 ― 第2回

お寿司をグルーポンの広告風に撮るには?

2011年04月06日 11時00分更新

Web Professional編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 プロが教えるデジカメ撮影テクニックの著者でプロカメラマンの三浦健司氏の担当になった新人編集者。ご時世を反映して、上司よりひとまわりも、ふたまわりも年上なのに“新人”! 最初に与えられた仕事は、バナー広告に掲載されている美味しそうなハンバーガーとお寿司を、もっと美味しそうに撮るにはどうすればいいのか、三浦カメラマンに話を聞いてこいということでした。第1回は“美味しそうなハンバーガー”でした。第2回は“美味しそうなお寿司”です!


光の効果を読む!

編集:ハンバーガーの撮影、ありがとうございました。続けて、お寿司もよろしくお願いします。

三浦:キミが気付いていないことをひとつ。グルーポンのバナー広告、もう1回見てごらん。

編集:はい、これですね。


三浦:何か気付かない?

編集:いえ、何も……

三浦:ええっとね、マグロとウニは右側から、イラクとエビは左側から光が当たっているよね。それも、右側、左側でもそれぞれ光源の位置が違う。

編集:えぇっと、それは……

三浦:マグロの持つ脂感、エビのツルとし清涼感、イクラの生き生きとした粒状感、ウニのころっとした丸み感。こういう“美味しさ”を演出するライティングをした一貫ずつを別々に撮影して、上手に組み合わせたのが、グルーポンのバナー広告。

編集:あぁ、なるほど。

三浦:“美味しそう”と思わせるには、ただシャッターを切ればいいっていうことじゃないんだ。それで、お寿司を並べて撮ってみたんだって?

編集:はい、撮ったんですが、そんな効果的なライティングは……


三浦:お寿司のライティングのコツは後で説明するけど、料理を撮影するとき、一番大切なことは、ライトの位置と適切な光量で、立体感と食感を表現しなければ、美味しそうには写らないっていうことなんだ。

編集:はい、それは分かっているのですが……

三浦:別にプロじゃないんだから、そんなにしょげることはないさ。それにしても、イクラはつぶれているし、エビもなぁ。

編集:そ、それは……

三浦:まぁ、いいや。“美味しい”っていうお寿司を撮ろう!

■Amazon.co.jpで購入
Web Professionalトップページバナー

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています

ASCII.jp会員サービス 週刊Web Professional登録

Webディレクター江口明日香が行く