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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」第57回

災害時の情報収集や情報伝達にITを活用する技 後編

2011年03月22日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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今後の最新情報を収集する

iPhoneで緊急地震速報を受け取る「ゆれくるコール」。通知する震度を設定することも可能

 スマートフォンなど非対応の携帯電話しか持っていない場合、携帯電話での緊急地震速報が受け取れない。そんな時、iPhoneなら「ゆれくるコール」、Androidなら「なまず速報 β」を利用しよう。緊急速報が流れた場合、情報をポップアップ表示するアプリだ。

 パソコンでGoogle Chromeを使っているなら、「緊急地震速報」エクステンションをインストールしておこう。震度3以上の緊急速報が出た場合に、ポップアップして通知する。TwitterのAPIを利用しているため速報性や正確さはテレビ放送の速報よりも劣るものの、作業に没頭している時でも気づかせてくれるのは助かる。

Chrome用「緊急地震速報」エクステンション。通知時に音を出すことも可能

デマに惑わされないようにするには

 前回でもデマメールを拡散しないようにと書いたが、その後もさまざまなチェーンメールが出回り、緊急性が高かったり有用な情報が埋もれてしまうこともあった。最後に、デマを確認する効果的な方法をいくつか紹介しよう。

 まずは情報の文言と「デマ」というキーワードで検索してみよう。「有害物質 デマ」「ワンピース デマ」など、有名なデマはすぐにわかる。またTwitterの情報なら、「Googleリアルタイム」検索を利用する手もある。タイムラインを遡れるので、初めてそのキーワードが投稿された時期と発言ユーザーを調べられるのだ。その時点でニュースなどでも報道されておらず、ソースの情報もないならデマである可能性が高い。その人の過去のツイートを見て、投稿の信憑性を判断してもいいだろう。

 今回の震災でも、過剰に危険や不安を煽ったり、あらゆる人に不謹慎と噛みつく人たちが猛威を振るっている。従来主流だった匿名掲示板よりも、Twitterのほうが目を覆いたくなるような発言が多い。黙ってブロックするのが賢明だろう。

 災害時だからこそ、ITを有用に活用し、被災者を支援したり、効率的な情報収集・情報発信をしてほしい。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスパソコンテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)、「PDFビジネス徹底活用技」(技術評論社)、「Linkedln人脈活用術」(東洋経済新報社、共著)。


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