Splashtop OSは何秒で起動するのか?
Splashtop OSのインストールは、Windowsがインストールされたパソコンなら非常に簡単だ。Splashtop OSのセットアッププログラムをダウンロードして、インストールするだけで済む。インストールプログラムが自動的にデバイスをチェックして、必要なドライバーをインストールする。後は再起動するだけだ。
今回の実験では、Windows 7インストール済みのパソコンにSplashtop OSをインストールした。両OSが共存する環境では、ブート後にOSを選択するブートマネージャーが表示される。ここでSplashtop OSを選択すれば起動する。
Splashtop OSの特徴は高速起動だ。テストしてみると、ブートマネージャーでSplashtop OSを選択後、5秒ほどで起動した。Splashtop OSが起動すると、Chromiumブラウザーもすでに動作している。そのため、すぐにウェブブラウジングが可能である。
ウェブブラウザーの使い勝手は、パソコン用の「Chrome」とほとんど同じだ。情報処理推進機構(IPA)がオープンソースで提供している日本語フォントもインストールされているため、日本語サイトも問題なく表示できる。
日本語IMEも用意されており、「SCIM」(Smart Common Input Method)というIMEがプレインストールされている。ATOKやMicrosoft IMEなどに比べると使いやすくはないが、簡単なテキストを入力するには十分な機能を持っている。ちなみにSCIMのオン/オフは、Ctrl+Spaceキーで切り替える。
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