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東北地方太平洋沖地震&計画停電のまとめ 第7回

ソフトイーサ、リモートアクセス用VPNサービスを無償解放

2011年03月14日 06時10分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ソフトイーサ(茨城県つくば市)は、臨時的な在宅勤務や避難先から職場のデータへのアクセスなどを容易に実現できるようにするため、未契約ユーザーに対してリモートアクセス用VPNサービス「PacketiX Desktop VPN オンラインサービス」を無償開放・無償提供すると発表した。期間は、3月14日午前0時から1ヵ月間〜2ヵ月間としている。

 ソフトウェアのダウンロード、インストール方法、利用例などは特設ページ「東日本大震災に伴う在宅勤務を実現する「Desktop VPN サービス」の臨時的な無償開放について」を参照されたい。

「東日本大震災に伴う在宅勤務を実現する「Desktop VPN サービス」の臨時的な無償開放について」(抜粋)

 同社は、今回の震災により危険地域から早急に避難する必要がある、交通機関の混雑により通勤/出張が困難という状況を考慮し、未契約ユーザーに対して解放すると決定した(契約中の正規ユーザーには課金が継続し、通信が混雑した場合は正規契約者の通信を優先して取り扱う)。個人情報などのユーザー登録は一切不要で、無償提供期間の終了後はソフトウェアをアンインストールするだけで利用終了できる。

 東北地方太平洋沖地震により、茨城県にある同社オフィスも損傷を受けているものの、地震発生後から2日間を費やして必要最低限の通信システムやサーバーなどを復旧させた結果、本サービスの提供を実現したという。



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