米国で開催中のSMX West 2011のセッション「Spam Police」において、GoogleとBingが公式に特定の検索アルゴリズムに影響を与えないためのリストがあることを認めた。
Matt Cutts氏によると、全検索アルゴリズム共通のグローバルなホワイトリストは存在しないが、ある特定の検索アルゴリズムにおいて、本来はネガティブな影響を受けてはいけないサイトが(誤って)影響を受けてしまわないようにするための、例外リストはあるという。なお、最近のパンダ・アップデートやファーマー・アップデートといった一連のアルゴリズム更新のリストはないという。
この事実は、Googleが先月、EU欧州委員会に説明した内容と矛盾する。同社は、EU独占禁止法監督機関のGoogleが不当に競合企業の検索順位を操作しているとの主張に対して、ホワイトリストもブラックリストもないと説明している。
Google & Bing Have Whitelists/Exception Lists For Algorithms [SearchEngineLand]
http://searchengineland.com/google-bing-have-whitelistsexception-lists-for-algorithms-67732?
Google hits back over algorithm dispute [FT.com]
http://www.ft.com/cms/s/2/2e16bd92-2209-11df-98dd-00144feab49a.html#axzz1DwazVUo0