このページの本文へ

パソコン周りに高音質なスピーカー導入のススメ 第2回

女子学生が体験! カンタン&高音質のスピーカー

FOSTEX「PA-2」のセットアップから音質までチェック

2011年04月05日 11時00分更新

文● 広田稔

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

実はいろいろなところで聴いているFOSTEXの音

 今回、インプレッションをお願いしたのは、ファッション専門学校生に通う女の子たち。将来はスタイリストやアパレル系ショップなどで活躍することを夢見ている。簡単に言えば、オシャレに敏感な方々。もちろん全員がiPodやiPhoneを所有。音楽は通学中などに聴くが、それとは別に家にコンポを持っているという人もいた。

今回レビューに参加してもらったファッション系専門学校に通う女の子たち。左からマリンさん、ライムさん、ピーチさん、ミルクさん

 ところで本題に入る前に、みなさんFOSTEXというメーカーをご存知ですか?

一同 「実はそんなに詳しくないんです……」

 それはもったいない! FOSTEXは音楽を作る人、聴く人の両方から支持されている、世界的なブランドだ。特にスピーカーユニットに関しては、自社で設計/生産が可能で、性能の高さと音質には定評がある。

 これ以外にも、ハイエンドのスピーカーやUSB DAC、DJ用ヘッドホンといったオーディオ機器。ミキサー(マイクなどから入力した音を混ぜて出力する機器)など、スタジオ用の録音機材などもが知られている。最近では「PM0.4n」という、DTM用のモニタースピーカーで人気を集めた。

同ブランドの「TH-7B」をベースにした数量限定のコラボレーションモデル。写真の「TH-7BS」のほか、パステルカラーが散りばめられた「TH-7GL」と、柔術衣をヘッドバンドに使った「TH-7RV」を用意。価格は各9240円

ヘッドホンアンプ「HP-P1」。iPhone/iPodからデジタルでデータを取り出し、高性能なDACとヘッドホンアンプを経由することで、ヘッドホン端子よりも高音質で音楽を楽しめる。価格は6万8250円

 FOSTEXブランドを展開する、フォスター電機が作っているスピーカーやヘッドホン用ドライバーは大手音響メーカーも認める実力派。OEM供給されて様々な製品に組み込まれている。読者も意識せずに、きっとどこかで同社製の音を聴いたことがあるはずだ。

 「へー、知らなかった」

 そーなんですよっ! そんな音にこだわる人に選ばれてきたFOSTEXが、今年に入って、デザインにこだわった一般向け製品にも力を入れ始めた。

 2月28日には、iPhone/iPodで使える携帯ヘッドホンアンプ「HP-P1」をリリース。3月17日には、デザインが目を引く密閉型の携帯ヘッドホンを3モデル(TH-7Bをベースにした、デザイン限定モデル)も発売した。そして3月下旬には、今回ご紹介するPA-2が登場する。

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中