Windowsベースの災害対策ソリューション「HP 3PAR GeoCluster for Windows」もリリース
HP 3PARがBladeSystem MatrixやX9000と連携
2011年03月09日 06時00分更新
3月8日、日本ヒューレット・パッカード(以下、HP)は、同社のスケールアウト型SANストレージ「HP 3PAR Utility Storage(以下、HP 3PAR)」のソリューションを強化した。HP 3PARは昨年、HPが買収した仮想化対応ストレージのベンダー。
新ソリューションでは、まずITインフラのアプライアンス製品「HP BladeMatrix」で利用できるストレージプラットフォームにHP 3PARが追加された。統合管理やプロビジョニングも可能になった。
また、スケールアウト型のNASゲートウェイ製品である「HP X9000」との利用に対応したと発表した。NASの共有ストレージと、SANファイルサービスを単一のプラットフォームで運用できるという。また、HP 3PARのプライベートストレージ管理機能である「HP 3PAR Virtual Domain」を利用することで、ユーザーごとの管理と高度なセキュリティを維持しつつ、リソースの共用とパフォーマンス向上に貢献するという。
さらに新たに追加されたHP 3PAR用の「GeoCluster for Windows」は文字通りWindowsベースの災害対策ソリューションを支援する製品。データのリモートコピー「HP 3PAR Remote Copy」がWindows Server Failover Cluster(WSFC)と連携し、アプリケーションの可用性を担保するという。1サーバー使用権で94万5000円(税込)となっている。