3月7日、ハギワラシスコムとシマンテックは、セキュリティUSBメモリの開発・販売分野で協業すると発表した。
ハギワラシスコムは、「プロテクションUSB(シマンテック版)」シリーズを3月28日より販売開始する。本シリーズは、製品本体に書き込まれたデータをスキャンし、ウイルス感染したファイルを即座に削除する「ウイルス監視機能」を搭載したUSBメモリ。
シマンテックは同製品にウイルススキャン技術をOEM提供する。これは、同社のアンチウイルス中核技術であるContent Scanning Application Programming Interface(以下、CSAPI)が組み込まれているという。CSAPIは同社が開発したC++言語のウイルススキャンコンポーネントで、同社がUSBメモリにCSAPIを提供するのは、国内初だという。
ラインナップは、「プロテクションUSB(シマンテック版)ライトエディション」と標準モデルの「プロテクションUSB(シマンテック版)」の2種類。
ライトエディションは、ウイルス感染したファイルの本製品への書込みブロックや、データエリアへアクセスのパスワード設定が可能なほか、オプションとしてパスワード設定のポリシー変更が可能なソフトウェアにも対応。
標準モデルは、2色のLEDを製品本体に搭載し、ウイルス感染したファイルが書き込まれようとした場合に視覚的に告知するほか、本製品を接続した端末の情報をアクセスログとして保存する機能が追加されている。
対応OSはWinodws XP/Vista/7。価格(税込)はライトエディションが1万3000円から。
