3月2日、日本ラッドは、ホスティングサービス「SaaSes」においてリソース可変型のクラウドサービス「インダストリア」の提供を3月3日より開始すると発表した。
インダストリアは、ビジネス用途向けの信頼性を重視したクラウドサービス。独自開発のクラウドストレージシステムを採用し、同様の海外製クラウドストレージシステムの約10分の1の低価格でRADD6(Z-RAID)および分散化ストレージマネージメントシステムを実現しているという。また、本サービスと同様の海外有名IaaSの約2分の1以下の価格、国内サービスと比べると40分の1程度の高いコストパフォーマンスを誇るとのこと。
今回提供を開始するのは、もっとも低価格のサービスとなる「standerdプラン」。これ以外のプランは順次追加される予定。
サーバーのおもな仕様は、OSがCentOS 5.5の64ビット版(随時Ubuntu、Debian、redhat、Windows Server 2003/2008を追加予定)、基本ディスク容量は35GB(追加は100GB単位で1500円からの有償オプション)。ネットワーク転送制限はなく、転送料は無料。無料オプションとしてグローバルIPアドレス、Webmin、MySQL、ドメイン名登録、DNS管理、24時間365日有人監視などを提供する。
また、本サービスは24時間365日いつでも利用したいタイミングで利用開始でき、最短5分以内での提供が可能という。価格は1CPUと512MBメモリ、HDD容量35GBというStandardプランのsmallの基本構成で月額390円。そのほかの価格は下表の通り。
基本メニュー | |||
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プラン | スペック | 価格(税込) | |
Standard | Small | CPU:1V、メモリ:512MB | 月額390円 |
Medium | CPU:1V、メモリ:2GB | 月額2500円 | |
Large | CPU:2V、メモリ:4GB | 月額4500円 |
