毎日数十枚の書類を裁断するなら
電動タイプがオススメ
シュレッダーと聞けば、書類を突っ込むと自動で細断してくれるタイプを思い浮かべる人も多いだろう。サンワサプライの「PSD-101」(実売価格6500円前後)は、まさしくそのようなサイズと形状、機能のシュレッダーだ。
ボディーサイズは幅319×奥行き150×高さ326mmと、小さなダストボックス程度。バケットの容量は約13リットルで、CD/DVDメディアやクレジットカードの細断も可能だ。メインスイッチのほかに、スライドスイッチを備えている。紙を細断するなら「入/自動(用紙)」を利用する。紙類をスロットに差し込むと自動で認識して、吸い込み裁断する。規定枚数はA4用紙5枚まで。
なんと言っても、自動で吸い込んでくれるのは非常に楽だ。一度に5枚ずつ細断できるので、2~30枚程度の処理なら負担にならない。作業中に少々多めの枚数を入れてしまうと、紙詰まりを起こすこともある。しかし、そんな時はスライドスイッチを「逆回転」にして、引き出せばいい。ただし連続使用時間は3分間まで。3分間使ったら、40分間以上は間隔を開ける必要がある。
PSD-101もクロスカットを採用しているが、裁断サイズは4×35mmと手回しタイプのPSD-11よりもやや大きい。また、時々クロスカットされずにストレートカットのような紙片が混じっているのも気になった。とはいえ復元できるレベルではないので、実用上問題はないだろう。
それよりも動作音が大きいのに驚いた。仕様では約68dBとなっているが、実際には動作中の掃除機と同じくらいの音が出る。夜間に使うのは気が引けるレベルなので、作業は昼間に行なうといった配慮が必要だろう。
CD/DVDメディアは3分割してくれる。クレジットカードもCD/DVDメディアと同じスロットから挿入するのだが、縦に入れると2分割にしかならないので、横向きに入れる必要がある……、それでも3分割にしかならないが。
なお、PSD-101と手回しタイプのPSD-11で名刺を細断する際には、複数枚をセットできるのでクレジットカード用のスロットを使いたくなる。しかし、それでは紙面の情報が容易に読み取れてしまうので、紙用のスロットを使ってクロスカットすべきだ。
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