このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

WiMAX+大画面で動画サイトも快適に

Skypeの次はテザリング解禁! au春モデルをネチネチ触った

2011年02月28日 19時00分更新

文● ヤシマノブユキ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Android 3.0搭載で完成度の高いハニカムタブレット
「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」

 ISW11HT(左)とTBi11Mのサイズを比較してみた。TBi11Mの画面は10.1型と大きく、動画サイトなどを楽しむのに最適。本体を横向きにすると全画面表示もできる。画面サイズはiPadの9.7型に対し10.1型と若干大きく、重量についてもiPad Wi-Fiモデルの680gに対し、700g。厚さはISW11HTとほぼ同じ12.9ミリで、見た目よりも軽く感じる。

縦横比こそ違うものの、サイズ的には比較的iPadに近い

 周辺機器のエコシステムを構築しようとしているのもひとつの特徴で、まずは純正品として全6種類が本体と同時期に発売される。2段階で角度調整可能なハードケース(下写真、2000円前後)のほか、迫力の重低音が楽しめるスピーカー付きドック(1万円前後)やラバーケース(青、黒、各2000円前後)、HDMIケーブル(価格未定)などがある。

周辺機器も純正品ほか登場するようだ

 またHIDプロファイル対応Bluetoothキーボード(英字配列、1万円前後)と充電機能付きのコンパクトなドック(5000円前後)を併用すると、PCのようなスタイルで作業ができる。キーボードには音量調整キーのほか、ホームキーやメニューキー、検索キー、GmailキーなどAndroidならではのショートカットキーが多数搭載されている。ちなみに5台のPCを自宅に持っているKDDIの田中社長は、6台目のPC的に本機を使っているそうだ。

HIDプロファイルを用いたBluetoothキーボードが用意される

 メインプロセッサーには動作クロック1GHzのデュアルコアプロセッサーであるNVIDIA「Tegra 2」を搭載する。グラフィックに凝ったゲームや、Googleマップの3D表示、ストリートビューといったヘビーなアプリがストレスなく動くのはさすがといった感じ。

 microUSB端子のほかにmicroHDMI端子も底部に搭載する。ゲームや動画、写真など、TBi11Mの画面に表示している内容をそのままHDMI対応テレビへ出力し、みんなで楽しむことができる。表示の遅延はなく、これまた快適だ。

Tegra 2搭載でゲームなども軽々と動作するほか、microHDMI端子で大画面テレビに映像などを出力できる

 縦でも横でも電子書籍が読める(写真は展示機にインストールされていた「i文庫 for Android」)。フリックでページをめくる感覚はiPadと同じかそれ以上にサクサクと気持ちいい。

 500万画素の背面カメラに加え、200万画素のインカメラも搭載。Googleトークでビデオ通話を試したところ、相手の顔が画面全体に拡大表示されたが、カメラの画素数が低いため、かえってぼやけた感じになってしまった。

電子書籍を読んだり、ビデオチャットも可能

 Android 3.0ではウィジェットの中身を確認しながらホーム画面に貼れるようになったのが便利だ。なお、海外モデルとは異なり3G通信機能は非搭載で、今回は無線LANモデルのみとなる。バッテリーは取り外し不可で、容量は3250mAhとのことだ。

Android 3.0ではホーム画面が大きく変わる



■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン