T教授の「戦略的衝動買い」 第138回

集める楽しさが倍増する「G-SHOCK G-001」を衝動買い！

　初代ジェイソンモデルと同様、G-001は腕時計のすべてのメカ部分を包み込むようなカプセルデザインを踏襲している。残念ながら、初代モデルに搭載されていた温度計測機能と日の出／日の入時刻表示がなくなってしまったが、その代わりにワールドタイム機能と、アラーム／時報／タイマー予告／タイムアップ／ストップウオッチなどの報音連動発光機能が追加された。

ベルトの一部分にメッシュの金属を配置。G-SHOCKファンにとっては抜け目のないデザインがなかなかだ

赤い2枚の”フィン”が、腕への装着を確実なものにする

背面カバーによって、腕時計メカモジュールを着実に保護している

イエローのベルトはデザイン的にはインパクトが強烈だ。しかしジーンズなどの色が転移しやすいので、気になる人は他のカラーのジェイソンが良いかも

　昨今は、ロレックス腕時計の価格をしのぐブルジョア価格帯のG-SHOCKも登場してきている。しかしカシオG-SHOCKは、究極的なタフさを備えつつデザイン性に優れ、なおかつ「リーズナブルな価格」でユーザーに「持つ喜び」を提供できる個性的な腕時計が信条のはずだ。カラーの異なる複数のG-SHOCKを全部まとめて「衝動的大人買い」しても、納得できる価格体系こそがよく似合う。

G-SHOCKと何かを組み合わせる場合、ユニークでミスマッチなモノが似合う

今回の衝動買い

アイテム：カシオ「G-SHOCK G-001」（G-001-9JF）
購入：Amazon（現在は売り切れ中）
価格：1万3650円

T教授

　日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。