NTTドコモは、都内で「新モデル発表会 2011春」を開催。スマートフォン2機種と、タブレット端末1機種を発表。各機種とも3月以降順次発売される。
●ソニー・エリクソン「Xperia arc(SO-01C)」
アーク(弧)フォルムで登場したXperiaの新モデル
●NECカシオ「MEDIAS N-04C」
スマートフォン世界最薄7.7mmの国産Android端末
●「Optimus Pad(L-06C)」
日本でも早速登場したハニカム(Android 3.0)タブレット
噂の「Xperia arc」は、やはりドコモから登場
ピンクモデルに注目?
まずXperia arcは、すでにCESや各メディアなどで公開されているグローバルモデルのスペックや機能がそのまま受け継がれている(関連記事)。OSはAndroid 2.3(Gingerbread)を採用。最薄部8.7mmで緩やかに弧を描いたスリムボディ(アークフォルムと呼ばれる)は存在感がバッチリだ。
カラーバリエーションは「Midnight Blue」「Misty Silver」「Sakura Pink」の3種。日本のユーザーに受けそうなのがSakura Pinkだが、これもグローバルで販売されるという。また他の2色のグラデーション加工も見る角度によって色が異なり、インパクトは大きい。
ディスプレーは4.2型液晶(480×854ドット)。画面と額縁部の一体感が強く1枚の板のようにも見える。カメラ機能はソニー独自の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載し、画素数は810万画素。「モバイルブラビアエンジン」による映像表現も特徴的だ。発売は3月24日を予定。
理屈抜きにこれは薄い! この薄さもFeliCaもワンセグも搭載
NECカシオの本気がここに 「MEDIAS N-04C」
NECカシオ初のAndroidスマートフォン「MEDIAS N-04C」は旧NECサイドが主導して開発されたモデル。なんといっても特徴は、スマートフォン世界最薄という最薄部7.7mmのボディだろう。
その薄さも、画面/背面の両方がほぼストレートなボディラインを持っており(最厚部でも8.7mm)、数値以上に圧倒的なスリムさを実感できる。筐体の頑丈さにもこだわっており、画面部にはコーニング社の「Gorillaガラス」を採用する。ディスプレーサイズは4型で、画面解像度は480×854ドット。
OSはAndroid 2.2を採用し、2.3へのアップグレードも予定している。UI自体は比較的Android標準に近いが、国産Androidということで日本のユーザー向けの機能も充実している。FeliCaや赤外線、ワンセグに加えて、約510万画素のカメラ機能は“クイックショット”と呼ばれる1.1秒間隔での撮影に対応している。
ソフトウェア面でも日本語入力に「ATOK」を採用するとともに、電話帳もTwitterやmixiといったSNSとの連携機能を搭載している。発売は3月15日の予定。