アビーからアルミ製PCケース「AS Enclosure 700」が発売となった。XL-ATXフォームファクタにも対応する高い拡張性や、同社初の試みというレイヤーフロントパネル構造を採用する点が特徴だ。
フロントパネル、カバーにアルミを、シャーシ部にスチールを採用するこのケースは、全体サイズが219(W)×549(D)×512(H)mmで、XL-ATX 、ATX 、Micro ATX 、Mini-ITXフォームファクタのマザーボードに対応する。ベイ数は5インチ×4、3.5インチ×1(5インチベイ共有)、 3.5インチシャドウベイ×7(着脱式) 、2.5インチシャドウベイ×2(着脱式、3.5インチHDDシャドウベイ共有×1) という構成で、スイッチやI/Oユニットを含む5インチデバイスを好みや用途に応じて自由にレイアウトを変更できる。
XL-ATX規格のマザーボードにも対応ということで、PCIスロットは9基分を用意。エアフローの障害となるケーブルの“たわみ”を抑えるため、結束バンドスペースを随所に備えるという点も目新しいところだ。
その他、標準搭載のファンは、ミッド×2(NANO TEK FAN)120×120×25mm(約1000rpm)、リア×1(NANO TEK FAN)120×120×25mm(約1000rpm)、トップ×1(140×140×25mm 約800rpm)の計4基となる。ラインナップはシルバーの「ASE-700-S」とブラックの「ASE-700-BK」。
価格は4万2980円で、クレバリー1号店やTSUKUMO eX.、ドスパラ秋葉原本店、ソフマップリユース総合館で販売中だ。