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楽天決算、売上高は過去最高の3461億円

2011年02月17日 09時55分更新

記事提供:通販通信

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 楽天は2月15日、2010年12月期決算を発表した。売上高は前年同期比16.1%増の3461億4400万円、営業利益は同12.6%増の637億6600万円、経常利益は同13.5%増の623億100万円となり、ともに過去最高を更新した。当期純利益は同34.7%減の349億5600万円となった。これは前期に繰り延べ税金資産を計上し、法人税等調整額を盛り込んだための反動。

 EC事業の売上高は前年同期比25.3%増の1440億8100万円、営業利益は同13.3%増の410億3900万円。

 「楽天市場」において、品ぞろえの拡充、新規出店店舗の獲得に注力したほか、ポイントを活用した販促活動、スマートフォン向けおよびソーシャル・メディアを活用した新サービスの積極的な展開が奏功。ユニーク購入者数・注文件数がともに堅調に推移し、流通総額(「楽天ブックス」を含む)は同17.9%増となり、引き続き高い成長を維持した。

 海外での事業展開も本格化しており、米バイ・ドット・コムや仏プライスミニスターの連結子会社化や、中国のインターネットショッピングモール「楽酷天」の開業もプラスに働いた。海外での取引総額は、前期比約46倍の668億円と、急成長を遂げている。

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