2月16日、日本アイ・ビー・エムは、データベースサーバー用途向けにプロセッサーやメモリー、ストレージなどを構成したx86ブレードサーバー「データベース・ワークロード最適化モデル」を発表。同日より出荷開始する。
データベース・ワークロード最適化モデルは、次世代x86サーバーのアーキテクチャー「第5世代 Enterprise X-Architecture(eX5)」に準拠したブレードサーバー「IBM BladeCenter HX5」に、640GBの半導体ボードを搭載した構成。10Gbpsのネットワーク帯域を分割でき、2本のEthernetケーブルで8つのネットワークに接続できる拡張ボード「バーチャル・ファブリック・アダプター」も標準で搭載されている。
同社では、データベース処理の高速化を図った構成で、必要性能の見積もりや必要なオプション製品の個別発注などの作業が不要になり、迅速にデータベースサーバーを構築できるという。
主な仕様は、CPUがXeon E7540(2GHz)×2、メモリーは32GB標準搭載(最大128GB/DDR3 ECC RDIMM 8GB×16)、ストレージが320GB半導体ボード×2、ネットワークアダプターはバーチャル・ファブリック・アダプター(10Gbps)。
価格は610万円(税別)。
