矢野経済研究所は2月15日、2015年のファッションEC市場の調査・予測を発表した。
調査によると、2015年のファッションEC市場規模は9500億円、EC化率は6%と予測。また、2015年のファッション市場において、ECは「期待値の高いチャネル」としてさらに優位性を増し、中長期的に順調に拡大し続けると予測した。
市場拡大要因として、(1)ユーザーにおけるクロスチャネル購買が定着、(2)企業・ブランドにおける「顧客主導型サービスの提供」のスタンダード化、(3)インターネットテクノロジーがさらに進化し、モバイルツール・デジタルサイネージのデバイス開発の進むことをあげた。
調査期間は2010年8月~10月、調査対象はブランドホルダー企業、EC構築支援企業、クロスチャネルサービス展開企業など。調査方法は、同社専門研究員による直接面談、電話・メールによるヒアリング、文献調査併用。
■「ファッションEC市場2015年予測」(http://www.yano.co.jp/press/press.php/000744)