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エコポイント終了/地上アナログ放送停波前に個人用テレビも買い替えよう

日立「Wooo」は32V型以下もスゴイ 中小型モデルの魅力を探る

2011年03月08日 11時00分更新

文● 鳥居一豊、ASCII.jp編集部

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録画機能搭載のテレビが欲しいけれど
中小型テレビの録画機能で本当に注目すべきポイントは?

HDDを内蔵する録画テレビなら
改めて追加機器を購入する必要は無い

 録画機能を持つテレビと一口で言っても、そのアプローチは多様だ。HDDを内蔵している製品から、Blu-rayを使用するもの、USB HDDを追加購入するものなど、さまざまなタイプが存在する。

 今回ピックアップした「L32-HP07(B)」は最初から320GBのHDDを内蔵している。「L32-HP07(B)」を購入すれば、USB HDDなどを追加せずとも、テレビ1台で番組を見ることも録画することもできる。さらにはハイビジョン放送を8倍録画(※2)できるので、TSX8モードでは最大約256時間(※3)の録画が可能である。1時間の連続ドラマなら256話分。1クール12話のドラマが20作品以上とたっぷり保存しておける。


*「HP07シリーズ」は、アナログ放送の視聴・録画はできません
※2:BSハイビジョン放送(24Mbps)をTSモードで録画した場合との比較において
※3:長時間録画モードにするほど画質は劣化します。録画時間は目安です

電子番組表の操作で録画予約を完了 視聴中の番組もボタン1つで録画
手軽で簡単な操作感が重要

 テレビに録画機能を搭載するモデルは多くなってきたが、その際に重要なのは操作がいかに簡単/手軽であるかだ。いちいちレコーダーのある場所に移動したり、映像を外部入力に切り替えたりせずに、視聴中の番組も素早く録画を開始できるテレビ内蔵の録画機能だけに、よりシンプルでわかりやすい操作感を期待したくなる。

 その点「L32-HP07(B)」では、上位モデルである日立Wooo「ZP05/XP05シリーズ」から継承された、使いやすいと評判の電子番組表(EPG)を採用しており、ここで番組を選ぶだけで録画予約が完了する。さらに番組のジャンル別の色分け表示に加え、録画予約をした番組には、大きく赤丸マークの表示がされるので、予約番組の確認もしやすい。見たい番組を探しやすく、予約操作もスムーズにできるのだ。

電子番組表(EPG)は番組ジャンル別の色分けと、録画予約した番組の赤丸表示で大変見やすくなっている

 現在視聴中の番組を録画しようと思ったときも、リモコンの「録画」ボタンを押すだけで、その番組の終了まで録画してくれる。たとえばリモコンを持ち替えて、レコーダーの電源をオンにして、番組表を開いて録画、といった手間は必要なくなる。また録画した番組がおもしろかった場合は、番組リスト画面から、その番組を毎週予約する設定が可能だ。連続ドラマであれば第1話だけとりあえず録画しておき、「これはいい」と思ったものを毎回録画に後から設定できるので、好きな番組をまとめて録画するのに大変便利だ。

視聴中の番組を録画したくなったら、リモコンの「録画」ボタンを押す。するとその番組の終了まで自動的に録画してくれる

録画した番組を探しやすく整理できること
さらにはいろいろな方法で楽しめること

 「L32-HP07(B)」で録画した番組は、リモコンの「見る」ボタンを押すだけで番組のリストが表示されて再生可能。また、録画番組は自由にフォルダーを作成して整理できる。番組名やジャンルなどで分類するといいだろう。そうすればお気に入り番組を繰り返し見るのにも便利だし、間違って別の番組を消してしまうことも防げる。

 さらにカセットHDD「iVDR-S(別売)」を利用できる「iVポケット」を搭載しているので、内蔵HDDが一杯になっても録画容量を手軽に増やすことができる。カセット型だから取り扱いも簡単。家族の誰にでも扱えるし、よけいな配線や電源を気にする必要はない。さらに他の「iVDR-S(別売)」対応機器にWoooで録画したカセットHDDを持っていって、録画番組を視聴することも可能だ。

カセットHDD「iVDR-S(別売)」によるHDD容量の拡大が可能なのも日立Woooの魅力だ

 内蔵HDDとカセットHDD「iVDR-S(別売)」間のダビング(コピー/ムーブ)にも対応しており、「映画」や「お気に入り」など、フォルダーで整理した番組をまとめて「iVDR-S(別売)」にダビングすれば、大事な番組をコレクションできる

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