アメリカの携帯事業者であるスプリント社と京セラコミュニケーションズは、3.5型のタッチスクリーンを2枚搭載したAndroidスマートフォン「Kyocera Echo」を発表した。発売は今春を予定している。
この2枚のスクリーンは独自の「ピボットヒンジ」と呼ばれる仕組みで繋がっており、一般的なクラムシェル型ではなく、画面が平行に持ち上がるように開く仕組みになっている。このデュアルスクリーンは、標準搭載のアプリを2つ同時に起動して、それぞれの画面で操作するほか、4.7型の1つの大画面として利用することも可能。
通信方式としてはスプリントの3Gネットワーク(CDMA2000)に対応。メインプロセッサーは、1GHz動作のクアルコム製「Snapdragon(QSD8650)」。5メガピクセルカメラやGPS機能なども搭載する。
アメリカでの本体価格は2年契約を前提とした新規契約、または指定アップグレードをした場合の100ドルのリベート適用後で199.99ドルとなる。Sprintの料金プランは、無制限のデータ利用で月79.99ドルで、月29.99ドルをプラスすることでモバイル無線ルーターとしての利用も可能とのことだ。