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富士のマモノが痛車たちに襲いかかった!

三度激突! 痛車vsポルシェの7時間耐久レース(動画あり)

2011年02月04日 18時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 撮影●痛車カメラマンK、編集部

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初音レーシングにマモノの影!

 4番走者は前回も出場したドライバーの「ホイホイさんアバルト」。前回の「初音ミク」のプジョー106 S16から、「一撃殺虫!! ホイホイさん LEGACY」(電撃マ王・弊社刊で好評連載中)のフィアット・アバルトへとマシンもキャラも変更してしまった。去年は走るたびにセーフティーカーが入ったり赤旗中断があったりと、ほぼまともに走れなかっただけに、リベンジに気合いが入る。前回参加した誰もが心配になったが、クルマもキャラも新調してマモノを振り払ったのか、何事もなく30分の走行時間を終えた。

 5番目は前回も好タイムを叩き出した「ルカレビン」。今回はコスプレイヤーさんを引き連れての参戦だ。マシンも調子良さそうに周回しているし、1時間枠をフルに使っての走行だったので、誰もが油断・安心しきってピットオフィスでぬくぬくと昼食と食べていた。そこへ、とんでもない情報が飛び込んできた。

ルカレビンがピットロードでストップしてる!

 なんだってーー!? 応援に来た人も合わせて、みんなでルカレビンの救出に向った。その先で見たのは、左のフロントタイヤが外れ、ピットロード上で身動きが取れなくなっている姿だった。何がどうしてこうなった!? だが、タイミングが悪いことに、止まっているのは優勝争いをしているチームの前。しかも、次のドライバーとマシンがスタンバイしている。運営スタッフも手伝って、みんなでルカレビンを押し、タイヤを仮止めしてパドックまで運んだ。

 ドライバーに聞くと「なんかフロントがガタガタして様子がおかしかったので、ピットに入ろうと思ったら途中であんなになっちゃって……」とのこと。そこで無理していかなくて良かったと思う。もし、ホームストレートでタイヤが取れたらと思うと恐ろしい。この後、なんとか自走で帰れるくらいまでには修復させた。

どうやらタイヤのナットが金属疲労により折れてしまったらしい。何にせよ大事故にならずに済んで良かった

 危険なハプニングを挟み、次は「マリロワエボ3」の登場だ。マリロワことマリッジロワイヤルは弊社刊行の「電撃G'smagazine」で好評連載中の作品である。リアにしっかりとASCII.jpロゴまで入ったマリロワエボ3は、15年前のクルマといえど、戦闘力はまだまだ現役。ターボの加速と4WDの安定感で2分20秒台を刻みながら、走行時間の30分を終えた。しかし、2回目の走行のときに、ドライブスルーペナルティーを課せられる違反を犯してしまったのが残念だ。

エボ3と言えば、某走り屋マンガでランエボ軍団のボスが乗っていたり、ジャッキー・チェンの映画「デッドヒート」でジャッキーが乗り回していたりと、人気の車種だ

(次ページへ続く)

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