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いま旬のビジネスPC 第26回

ネットブック並みの省電力性能を発揮

富士通の省スペース機「ESPRIMO D570/B」を試す

2011年02月02日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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ノートPC用パーツで低消費電力を実現

 D570/Bは、ノートPC用のCPUであるCeleron P4500(1.86GHz)、Core i5-520M(2.40GHz)を採用することで省電力性能を向上させている。また、長時間でも安定して稼働させるため、筐体カバーのCPUファンが位置する部分には吸気口がもうけられているほか、コンパクトな筐体にもかかわらず、内部空間が広く作られている。これは冷却性能を高める配慮だろう。

本体側面の吸気口や内部空間の広さは、冷却性能に貢献してくれそうだ

 メモリーはノートPC用のPC3-10600 DDR3 SDRAM(SO-DIMM)が使われており、HDDも2.5インチの製品を搭載している。

メモリーはDDR3で、PC3-10600の製品を搭載

HDDは東芝製

 評価機に搭載されているHDDの型番を確認してみると「MHZ2080BK G2」との記載があった。これは東芝製の2.5インチHDDで、キャッシュは16MBを搭載しているうえに、回転数も7200rpmとなっている。

ライザーカードでPCIスロットを2つに分岐している

 拡張カードについては、1つのPCIスロットを2スロットに分配しているため、PCI規格の製品を2つまで搭載できる。カードは縦に設置するようしてブラケット幅を確保しているので、ロープロファイルではなく通常サイズのPCIカードを装着可能だ。

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