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楽しく撮る機能が進化した! オリンパス「E-PL2」

2011年02月01日 12時00分更新

文● 周防克弥

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とにかく写真を楽しみたい人におすすめ

アスペクト比の変更も行なえるが、4:3の画像(左上)からトリミングしているだけ。右上が16:9、左下が3:2、右下が1:1

F5.6絞り優先オート。色収差も目立たず解像感が高い。エッジ強調が少ないのでシャープネスが甘く感じられるが、解像感そのものは十分にある

F5.6絞り優先オート。色収差も目立たず解像感が高い。エッジ強調が少ないのでシャープネスが甘く感じられるが、解像感そのものは十分にある

F9.0プログラムオート。小さめの被写体では細部の再現性が落ちる。背景ボケのエッジ部分が目立つ。ポートレイト等では背景を意識しないと雑なボケ方になりがち

F9.0プログラムオート。小さめの被写体では細部の再現性が落ちる。背景ボケのエッジ部分が目立つ。ポートレイト等では背景を意識しないと雑なボケ方になりがち

 ほかにも顔認識をさらに一歩進めた「瞳検出AF」機能など、興味深い機能が追加されている。コンデジに比べてピント幅の狭いマイクロフォーサーズでは「顔」だけを認識してAFしても、うまく瞳にピンが合っていることは意外に少ない。その意味ではしっかりと「瞳」が決まる同機能は素晴らしいといえる。

 撮像素子と映像エンジンの組み合わせは旧型から変わっていないが、PENシリーズではいち早く採用した高精細モニターなども含め、現時点での集大成的な仕上がりになっている。

 直接のライバル機にあたるパナソニックの「GF2」はタッチパネルを搭載するなど、また違ったアプローチで進化している。

 しかし、ボディ内に手ブレ補正機能を内蔵することで、レンズに関係なく写真が楽しめるのは本機のウリだ。E-PL2ではそのウリの部分を補完する機能が多く進化している。この春から一眼デビューを考えてる人は、選択候補に加えていいだろう。


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