第5ポイント:千葉駅(9時27分)
錦糸町駅からは総武線の快速を使い、千葉駅まで一気に東へ移動だ。この千葉駅周辺が舞台となるのは、2010年秋にアニメが放送されて話題となった「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」である。駅周辺もさることながら、主人公の高坂京介と幼馴染の田村麻奈実が会話をしている公園や通学路などが多数登場する。
千葉公園を訪れるときは、「千葉モノレール」を利用することを勧めたい。路線内には公園前に停車する、その名も「千葉公園駅」が存在しているからだ。
なお、作品の方向性から、秋葉原が登場することが多い本作品。実は、最初に秋葉原を訪れたときに桐乃がオフ会で参加する際に登場するポイントを撮影していたのだ。もちろん、朝6時代の撮影なので、店内などは無理だったが。
第6ポイント:千住大橋駅(11時33分)
シュールなギャグが魅力で、第2期も制作された「荒川アンダー ザ ブリッジ」の舞台は、タイトルとは少し違う場所がモデルとなっている。劇中では荒川の河川敷が舞台となるのだが、アニメ化された際に背景として使用されたのは、隅田川だったというのが通説だ。
お昼も近づき、気温が上昇してきたのだが、巡礼ポイントが「千住大橋」のため、かなり風が厳しい巡礼地だ。今回のように冬に巡礼する場合は、寒さを覚悟して訪れてほしい。
第7ポイント:駒込駅(12時15分)
先日開催された冬コミでラストエピソードが発売された「うみねこのなく頃に」の舞台は、07th Expantionの前作「ひぐらしのなく頃に」と比べると聖地が転々としている。今回訪れた駒込には、ゲストハウスの建物外観とバラ園のモデルとなった「旧古河庭園」がある。
第8ポイント:池袋駅(13時27分)
ツアーを開始してから、早くも7時間以上が経過し、何も食べていない筆者としてはそろそろ限界。そんな中、ようやく到着した池袋。ここは、「デュラララ!!」の舞台となっている街だ。
池袋の街を舞台に、カラーギャングの抗争や高校生たちの青春活劇を描いた本作は、すべてのシーンの背景に池袋の景色が見られると言っても過言ではないほど。そのため、聖地巡礼の醍醐味であるアニメの世界にどっぷりと浸かりたいと考えるならば、この池袋が最適だ。
当然ながら、昼食もデュラララ!!に登場するお店「瞠 池袋店」をチョイス。ここでなんとか、空っぽだった胃に食べ物を放り込むことができた。
第9ポイント:高田馬場駅(15時05分)
池袋で満腹となった筆者は満腹感ゆえか、痛恨のミスをしてしまう。それは、次の目的地が「西早稲田駅」だったのだが、西早稲田駅で聖地巡礼したのち、「高田馬場駅」に移動しようと考えていたにもかかわらず、池袋駅から直接高田馬場駅に行ってしまうというミス。これにより、最寄り駅ではない高田馬場から巡礼ポイントまで歩く羽目になってしまった。
そんな西早稲田(高田馬場)付近が聖地となっている作品は、年末までノイタミナ枠で放映されていた「海月姫」だ。
(次ページへ続く)
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