キヤノンから、コンパクトデジタルカメラ「IXY」3機種と「PowerShot」4機種が発表された。
IXYシリーズの新しい機能
IXYシリーズは全機種、裏面照射型CMOSセンサーと画像処理エンジン「DIGIC 4」を組み合わせた「HS SYSTEM」を採用。オート撮影モードである「こだわりオート」には、人物以外の動く被写体にピントと露出を合わせ続ける「主役フォーカス」が追加され、全32シーンから最適なモードを選択してくれる。
また、IXYシリーズは全機種フルHD解像度の動画撮影が可能。動画撮影においてもこだわりオート(全21シーン)が利用できる(後述のIXY 210Fを除く)。
さらに静止画撮影時、その4秒前からシャッターを切るまでの動画を自動で記録し、さらにその日に記録された動画を1つのファイルにまとめて保存する「ムービーダイジェスト」機能を搭載。この動画を見れば、その日一日の撮影シチュエーションや雰囲気を振り返って確認できる。
画面上で絞りも調整できる「IXY 31S」
タッチパネルモニターを搭載する「IXY 31S」(3月上旬発売、予想実売価格3万7000円前後)は、新たにタッチパネル上で絞りやシャッタースピードの調整が行なえるようになった。
有効1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーと4.4倍の光学ズームレンズを搭載。F2.0という明るめのレンズで、広角側では24mm(35mm判換算)の撮影が可能だ。
世界最薄 20mmを切る「IXY 410F」
光学5倍ズームレンズを搭載する「IXY 410F」(2月17日発売、予想実売価格3万円前後)も、広角側で24mmの撮影が可能となっている。それでいて奥行きは約19.5mmとなっており、これは世界最薄だという。
撮像素子は有効1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用する。
2万円台のHS SYSTEM搭載機「IXY 210F」
4色のカラーバリエーションを揃える「IXY 210F」(2月17日発売、予想実売価格2万3000円前後)は、広角28mmの光学4倍ズームレンズを搭載。撮像素子は有効1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーとなる。