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低価格HDビデオカメラにタッチ機能搭載

タッチパネルで快適に!? ソニー「Bloggie Touch」を検証する

2011年01月26日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 手軽に静止画やHD動画を撮って、動画共有サイトやSNSに簡単にアップロードして楽しめるソニーの「Bloggie」がモデルチェンジした(関連記事)。

 直感的なタッチ操作ができる「Bloggie Touch」とハイビジョン3D撮影ができる「Bloggie 3D」の2種類が登場したが、今回はタッチ操作が可能なBloggie Touch(MHS-TS20K)を紹介する。Bloggie Touchは2月25日発売予定で、予想実売価格2万5000円前後となる。

スマートフォンライクな外観

液晶モニターは3型ワイド液晶で、動画撮影用のボタンが備わる

液晶モニターは3型ワイド液晶で、動画撮影用のボタンが備わる

背面側には撮影用のレンズがあるのみ

背面側には撮影用のレンズがあるのみ

 形状的には回転レンズを搭載した従来機種「MHS-PM5K」の後継機を思わせるストレートボディだ。ただし、レンズの回転機構はなくなり、タッチ操作をメインにするため、ボタン類が少なくなった。

 本体サイズは幅52×奥行き15.2×高さ107mmで、重さは125g。一見すると最近流行のスマートフォンのようにも見える。

電源ボタンと静止画用シャッターボタンが並ぶ。マイクも同じ面に備わっている

電源ボタンと静止画用シャッターボタンが並ぶ。マイクも同じ面に備わっている

HDMI端子はカバー付きだ

HDMI端子はカバー付きだ

 インターフェースは、側面にメインスイッチと静止画用のシャッターボタンが並び、液晶下部に動画用の録画ボタンが備わる。シャッターボタンの反対側の側面にはHDMI端子があり、下部にはUSB端子が内蔵されていて、端子を押し込むと飛び出す仕組みになっている。

下方にUSB端子を搭載。左側を押すと飛び出す仕組みだ

上部にスピーカーが備わっている

 マイクはシャッターボタン側に備わっているため、再生してみるとほぼ同じ音が左右両方から聞こえる。ちなみにスピーカーは側面上方(レンズに近いところ)に2つ備わっている。

 撮像素子は総画素数1300万画素、1/2.5型のExmorCMOSセンサーを採用している。静止画撮影時の最大記録画素数は1280万画素になる。選べる記録解像度は4128×3096ドット(4:3)、3840×2160ドット(16:9)、1920×1080ドット(16:9)の3種類だ。

 動画撮影時には、1920×1080ドット/30p、1280×720ドット/60p、1280×720ドット/30pの3種類の画質設定を選択できる。顔検出機能と電子式の手ブレ補正機能が備わっているが、露出制御はすべてカメラまかせになる。

 35mmカメラ換算で約37mm相当の単焦点レンズが搭載されている。光学ズームはないがデジタルズームで最大4倍まで拡大できる。最短撮影距離は約10cmで、AFの動作速度は一般的なコンパクトデジカメよりも若干遅い印象だ。

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