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Think、そして個人向けのIdeaを

破竹の勢いで進むレノボ、その新しい側面

2011年01月24日 18時00分更新

文● TECH.ASCII.jp編集部

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CESの出展より、ソーシャルとのコミュニケーションを

 年明けにラスベガスで開催され、PC・家電業界の1年を占う上で重要な意味を持つInternational Consumer Electronics Show(以下CES)。実はここ数年レノボは、CESにブースを構えていない。その代わりに、会場に近いホテル・ヴェネツィアンのレストラン「Aqua Knox」を貸し切りにして、関係者向けのプライベート展示を行っている(関連記事1関連記事2)。

アジャイルメディアの徳力氏

 三夜に渡って開催されたレノボのイベントは、1日目が「Lenovo Social Night」と名付けられている(ちなみに2日目はIntel、3日目はMicrosoftとの共催)。報道関係者だけでなく、ブロガーなどを招いた手作り感のあるイベントだ。

 「真面目で質実剛健なThinkPadのイメージとは異なるブっとんだことをやっている」(アジャイルメディア・ネットワーク代表取締役、徳力基彦氏)。

 徳力氏は今年、初めてCESに参加した。研究者風の白衣を身にまとった説明員が同社の紹介する「Lenovo ThinkLab」や、今後投入される新しいコンセプトのパソコンなどのデモなどを通じ、くだけた雰囲気の中で作り手とユーザーがで交流するイベントに刺激を受けたと言う。

 徳力氏は、日本を代表するブロガーとしてレノボから同イベントに招待された。

研究室をイメージしたThinkLab

徳力氏 「他国のブロガーと一緒に、CMO(マーケティングのトップ)と座談会をし、グローバルカンパニーだと改めて実感した。グローバル化の歴史が浅いからこそソーシャルなど新しい分野に働きかけていく必要があると同社は考えている」

 (冗談めかして)スタッフがIBM時代を皮肉る場面にも遭遇したという。Ideaシリーズは始まってせいぜい3年だが、いろいろなチャレンジが必要だと口を揃える。パソコン専業だからできることがある。ユーザーやコミュニティーと積極的に関わり合いながら製品を開発していく姿勢はIBM時代にはなかったものだと言うのである。

 レノボはもともと中国資本だが、2005年にIBMのPC部門を買収してからは、米国に本社を移した。現在はノースカロライナ州モーリスビルに拠点を置いている。世界各国にも開発拠点を持ち、IBM時代からThinkPadシリーズを手掛けてきた大和研究所も健在だ(昨年横浜のみなとみらい地区に移転)。

展示されていた、お菓子で作られたというオブジェ

 ソーシャルメディアへの働きかけは、一人の女性担当者が始めたという。米国のレノボサイトには、ブログやFacebookなどを活用したサイトLenovo Socialがある。ここでは、CESのレポートなど豊富な情報を参照できる。

 会場には「It's a Mod, Mod World」コンテスト(レノボPCを使った面白改造コンテスト)の出品作品が展示されていたが、これはユーザーのアイデアを募集し、優秀作品は予算を与えて形にするというものだったという(出品作品のひとつ「Lenovo Sensei」の動画)。

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