ソニーから、AM/FMラジオの録音が可能なICレコーダー「ICZ-R50」が発表された。2月21日発売予定で予想実売価格は1万8000円前後。
本体サイズが幅122×奥行き35×高さ195mmと、ICレコーダーというよりは卓上ラジオに近い大きさや外観となっている本機。バーアンテナを装備し、ノイズ除去機能、オンタイマーやスリープタイマーを利用できるなど、本格的なラジオ受信機能を搭載する。
録音ボタンによる直接録音のほか、最大20件までの予約録音にも対応。保存形式はMP3で、音質は192kbps(ステレオ)、128kbps(ステレオ)、48kbps(モノラル)の3モードから選べる。内蔵の4GBメモリーに最長178時間の録音が可能で、さらにSDメモリーカードスロットも搭載する。
PCとUSB接続が可能で、音声ファイルの双方への転送ができるほか、PCからラジオ番組の録音予約も行なえる。
ICZ-R50本体には、3秒巻き戻す「戻る」ボタンや、10秒スキップする「進む」ボタン、再生速度の調整ボタンなど、語学学習用の機能を搭載。外国語講座の録音ファイルを聴くのに重宝する。
もちろん、前面にはステレオマイクを内蔵しており、音声の録音が可能(保存形式や音質はラジオの録音機能と同じ)。単三型電池4本で駆動するため、電源のない屋外に持ち出して使用することもできる。
同社からは同時にもう2機種、エントリーユーザー向けのICレコーダーが発表されている。いずれも発売日は2月21日となる。
「ICD-AX412F」(予想実売価格1万円前後)は、大きめのボタンを搭載するなど、分かりやすい操作性を目指した機種。ステレオマイクを装備し、FMラジオチューナーを内蔵する。録音した音声は本体内蔵の4GBメモリーおよびmicroSDメモリーカード/M2に保存できる。
「ICD-BX312」(予想実売価格6000円前後)は、モノラルマイク装備の低価格モデル。内蔵メモリーは2GBで、microSDメモリーカード/M2スロットを装備する。
