1月20日、東芝は、企業向けクライアント管理システム「SmartUJ」を発表。オンプレミス版を2月15日、クラウド版を3月中旬により発売開始する。
SmartUJは、業務の効率化、セキュアなモバイルPC運用、情報漏えい対策、クライアントPCのデータ保護など6種類のサービスの中から、ユーザーが目的に合わせたサービスを選択し組み合わせて導入できるクライアント管理システム。
高度なIT専門知識がないユーザーでも分かりやすいメニュー画面により、導入した複数のサービスを一元的に管理できるという。
6種類のサービスは下表の通り。価格(税抜)はサーバーソフトウェアが15万円、そのほかに機能ごと1クライアント3000円から。
サービス名称 | 主な内容 |
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資産管理 | PCにインストールされているソフトウェア・ハードウェアの情報収集と帳票作成 PCへのソフトウェア配布 セキュリティポリシー状況チェック PCの省電力設定 PC稼動状況レポート |
操作制御 | アプリケーション利用、Webアクセス、デバイス操作(USBメモリ、SDメモリカード等)、印刷等の制限 メール宛先チェック機能(誤送信防止) クリップボードによるコピー禁止 |
操作監視 | PCのログ収集・保存 保存したログの分析・レポート作成 |
不正PC検出 ・遮断 |
未登録PCのネットワーク接続を検出・遮断 |
リモート クライアント |
外出先PCで社内と同様のデスクトップ環境を再現 外出先で利用するPCにはデータが残らないセキュアな運用 PCの持ち出し管理 |
PCデータ バックアップ |
PCに保存されたデータをファイルサーバーに自動的にバックアップ |
同社では、企業向けセキュリティシステム市場において、新商品を投入し販売拡大を図るとしている。
