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複合機の操作パネルに個人別のECO度を表示

オフィスの電力を見える化する「環境負荷監視システム」

2011年01月21日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月20日、富士ゼロックスは、複合機だけでなく、照明やコンセント電源などの電力をCO2換算し、見える化する「環境負荷監視システム」を開発。同日より提供開始する。

複合機だけでなく、照明やコンセント電源などの電力をCO2換算し、見える化する「環境負荷監視システム」

 環境負荷監視システムは、従業員の個人別CO2排出量を見える化し、複合機の操作パネルに個人別のECO度を表示する。

 具体的には、ICカードを利用して認証した際に、複合機の操作パネルに、「ECO診断」を表示。個々人の部門内ECO度ランキングやCO2排出量・利用枚数の推移等、環境関連情報が表示される。これにより、一人ひとりが複合機を利用する際、自分のプリント出力状況を認識でき、環境意識の啓発に貢献するとしている。

 さらに管理者向けの機能として、複合機やプリンターの利用による電力量と出力枚数からCO2排出量を算出するだけでなく、照明やPCなどの電力情報をシステムに入力することで、CO2排出量も合わせて算出できる。これにより、オフィス全体の電力量の見える化が実現するという。

 同社では、今後もオフィス全体の電力を見える化するソリューションをさらに推進し、環境性能と利便性を両立したオフィス環境を提案するとしている。

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