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スマホ連携に強いクラウドサービス

達人に聞く! 私がSugarSyncを選ぶ理由

2011年01月28日 09時00分更新

文● 花岡貴子、ASCII.jp編集部

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豊富なモバイル機器に対応

 SugarSync Managerはタスクトレイに常駐して、「マイドキュメント」や「デスクトップ」などを自動バックアップする設定になっています。

 クラウドへの転送状況は、エクスプローラー風の「SugarSync ファイルマネージャ」で適時確認できますが、転送が済んだファイルのアイコンには緑の「レ点」、同期中のファイルには黄色の「矢印」のマークが付くのでより分かりやすいと思います。

ウェブブラウザーでアップロードしたファイルを見る場合は、SugarSyncのトップページにある「マイアカウントへログイン」ボタンを押す

ファイルの一覧を表示したところ。チェックボックスを押すと「名前の変更」や「パブリックリンク」(別のユーザーもダウンロードできるURL)の取得もできる

 一度クラウドにコピーが済んだファイルは別のパソコンからもウェブブラウザーやSugarSync ファイルマネージャを使って確認ができます。

SugarSync ファイルマネージャは細かな共有・同期設定ができる専用クライアントソフトだ

初回インストール時に出る、どのフォルダをSugarSyncにバックアップするかを指定する画面

 SugarSyncには、パソコン(Windows、MacOS X)だけでなく、iPhone、Android、Windows Mobile、Blackberryなどモバイル版のクライアントソフトも用意されています。こういったデバイスを活用すれば、いつでも好きな場所で欲しいデータを取り出せるでしょう。


大容量のファイルの受け渡しが簡単

 メールやファイル転送型のオンラインストレージでは、1回(1通)に送信できる容量に上限があるのがほとんどです。PowerPointや画像ファイルなどは大きくなる一方ですが、契約したプランの上限に達していなければ、ファイルサイズを意識しなくていいというのも大きな利点です。

 SugarSyncには、大切なデータを紛失せずに済むというメリットもあります。一元管理はクラウドの利点です。使用するパソコンやモバイル機器が増えてくると、どのマシンに保存し、作業したかが分からずに困ることがあります。こういったデータ紛失の心配もSugarSyncを使っていれば不要です。

誤って削除してしまった! そんな時には慌てずに「削除ファイル」の中身を確認してみよう

また上書き保存してしまった場合にも、右クリックメニューのバージョンから5世代前のバージョンまでさかのぼれる

 またSugarSyncはファイルの更新履歴を保管しています。誤って上書き保存してしまったり、削除してしまった場合でも数世代前のバージョンにさかのぼってファイルを復旧できる点はSugarSyncならではの特徴と言えるでしょう。

 このようにSugarSyncは、利便性だけでなく安全性・安心感の意味でもメリットのあるサービスと言えます。

おススメは60GBプラン!

 無料会員でも5GBのスペースがもらえるSugarSyncですが、有料会員になれば30GB~500GBという大容量のオンラインストレージを確保することが可能です。

SugarSyncの料金体系
容量 月契約の料金 キャンペーン価格 年契約の料金 キャンペーン価格
5GB 無料 無料 無料 無料
30GB 525円 420円 5250円 4200円
60GB 1050円 840円 1万500円 8400円
100GB 1575円 1260円 1万5750円 1万2600円
250GB 2625円 2100円 2万6250円 2万1000円
500GB 4200円 3360円 4万2000円 3万3600円

 ちなみにわたしが利用しているのは60GBのプランです。これだけあれば、ふだんの仕事で使うには十分な容量です。アップロードするファイルのサイズに制限はありません(SugarSync Managerを使う場合、ウェブからのアップロードは100MB以下まで)。

 価格は年間契約で1万500円。最初の月はトライアル期間なので無料です。さらに2011年3月31日の18:00(日本時間)までは、日本語正式版のオープン記念キャンペーンとして定価の20%オフで利用できます。つまり、年額8400円(月にならすと700円)で60GBの容量が利用できる計算です!

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