Windows 7の性能を100%近く引き出す
Sandy Bridge搭載
MR6900ではSandy Bridgeを搭載するために、SATA 2.0より2倍速いSATA 3.0をサポートする「Intel H67 Express」チップセット搭載マザーボードを採用している。CPUソケットもLGA1155に変更されたため、「Core i5-2xxx」あるいは「Core i7-2xxx」といった、CPU名の後ろに4桁のナンバーが付いたSandy Bridgeのみを搭載できる。
現時点では、BTOで選択できるCPUは、4コア/8スレッドの「Core i7-2600」(3.4GHz)か、4コア/4スレッドの「Core i5-2400」(3.1GHz)、「Core i5-2500」(3.3GHz)の3種類となっている。いずれもGPUとして、「Intel HD Graphics 2000」を内蔵している。なお、Sandy Bridgeや内蔵GPUの性能については、こちらの記事を参照していただきたい。
MR6900のBTO最小構成では、4万4100円のベースユニットに加えて、下記表の「最小」欄のコンポーネントが標準装備となり、最小構成価格は8万8580円となる。それに対して今回の評価機は、以下の構成になっている。価格は22万8060円(2月21日までのキャンペーン適用後価格)とリッチな構成だ。
最小 | 評価機 | 価格差 | |
---|---|---|---|
CPU | Core i5-2400 | Core i7-2600 | +1万3650円 |
グラフィックス | CPU内蔵 | Radeon HD 5770 1GB | +1万6800円 |
メモリー | 2GB | 8GB(4GB×2) | +1万3650円 |
ストレージ | HDD 250GB | SSD 256GB(128GB×2) | +6万900円 |
光学ドライブ | DVD-ROMドライブ | BDコンボドライブ | +8400円 |
オプション | - | USB 3.0×2追加ボード | +4830円 |
OS | Windows 7 Home Premium | Windows 7 Ultimate | +2万1000円 |
さすがにこれだけのハイエンド構成となると、桁外れの速さを実感する。Windowsエクスペリエンスインデックスは最低値でさえ「7.4」(グラフィックス)。高速なCPUと、それに合わせてのメモリーやストレージをバランスよく搭載した結果だろう。
リード600MB/秒対応SSDを、RAID 0構成にして積んでいるからであろう。Windows 7の起動時間も驚くほど高速で、電源投入からわずか9秒でデスクトップが表示されて作業可能な状態になっていた。参考までに、ストレージ性能ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」でのベンチマーク結果を紹介しておこう。
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