初めてのママチャリGP
サクマはママチャリGP初めてだし、1周で戻ってくるだろうとふんで第2走者のオカモトがピットで待つも、一向に現われないサクマ。もしやクラッシュ!? それとも、まさかの2周目突入!? そう、いきなり2周するという暴挙に出ていたのだ。憔悴しているサクマからオカモトにチェンジ。だが、このとき、マシン(ママチャリ)に異変が起きていた。どうもハンドルの締め付けが緩んできたらしく、コーナリングや加速時にハンドルがグラグラするという危険な状況になってしまったのだ。そんな状態でも、キッチリ1周して戻ってきたオカモト(関連記事)。第3走者のハシモトに交代する前に、マシンの修理を行なうことになった。
とはいえ、パンク修理キットは持ってきても、工具のたぐいを一切持ってきていないASCII.jp編集部。どうしたものか、と思案にくれていると、同じメディアチームでもある「月刊 痛車道」チームが工具を快く貸してくれたのである! マジ天使! ちなみに、痛車道チームはお昼御飯として生のアンコウをさばいていた。漢すぎる!
なんとかマシンを修理し、いよいよ男・ハシモトの出番である。いつも自転車でツーリングしているだけあり、「5周はいける」との頼もしい言葉を発したことからそれがノルマになってしまった、哀れな男でもある。初めての富士スピードウェイ、初めてのママチャリGPにもかかわらず、なんといきなり3周走るという活躍を見せた。
次はヘタレなカリーさんに代わり、都庁前iPhoneクラブからニッシーが自転車に搭乗! 前回も参加しているので、適度に手を抜きつつ、これまた2周して戻ってきた。戻ってきたと思ったら、すぐにモンハンを始めてしまった。こりゃもう、モンハンを取り上げる必要があるな。
マシンを修復し、ハシモトが登場!
そして、これまた初参加となるコバヤシ。始めはかなりのローテンションだったが、なんだかんだと2周して周囲を驚かせた。しかも、後半はベストタイムを叩き出すという快走を見せる。運動不足+喫煙者ということで、タイムは期待できないかと思われたがまさかのベストである。ちなみに筆者はこのあたりでダウンし、クルマの中で寝ていたので、起きるまでの記憶がない(笑)。
目が醒めてピットに行くと、すでに一巡したというので筆者も出撃。今回はAndroidのGPSアプリのデータロガーを使いながら走行し、さらに所々で止まって写真撮影もしていたので1周あたりのタイムが20分を超えていた……。なんとか気合いで2周して、他の編集部員にタッチした。だが、すでに皆はグダグダになっており、走行順は適当になるわ、ニッシーとオオタはプレスルームでモンハンしながら寝てるわ、レストランのオリヅルに御飯を食べにいってるわで、もはやレースしている雰囲気ではない。
結局、ハシモトは気合いでもう2周して5周の公約を果たし、他の編集部員も合計2~3周して、最終走者にミワが挑戦して7時間を終えた。ただひとり、一番若手のクセに1周しかしなかったのがオオタである(関連記事)。編集長ですら2周走ってるのに! 本人は「だってニッシーさんのモンハンに付き合ってたから」と意味不明な供述を繰り返している。
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