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自分好みの環境があらゆる場所で実現

USBメモリーから起動できる「一太郎ポータブル with oreplug」

2011年01月19日 09時00分更新

文● 後藤 宏

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パーソナルポータブルガジェット「一太郎ポータブル with oreplug」。単体での購入だと通常版で1万2768円、一太郎関連製品のユーザー向けの優待版は9776円

 発売以来、その時代の要求に応じて変化を続けてきた「一太郎」ではあるが、発売25周年の節目を迎え、新たな試みにチャレンジしている。

 2月10日に発売予定のジャストシステムの日本語ワープロソフト「一太郎ポータブル with oreplug」は、USBメモリーから「一太郎」の各種アプリケーションが起動できる斬新なコンセプトを持つ製品。

 4GBの容量を持つメモリー内には、一太郎の簡易版ワープロソフト「一太郎 Portable」をはじめ、メーラーの「Shuriken Portable」やブラウザーの「Firefox Portable」、メモエディターの「Ore Note」、そして日本語入力システム・ATOKの簡易版「ATOK oreplug Limited」といった日常のPC作業でよく使うアプリケーションを収録した。

 これらがPC本体へのインストール不要で、USBに接続するだけで使えるようになるのだ。

 また、本製品にはアプリケーションデータだけではなく、パーソナルデータを収納するための仮想ドライブも確保されている。各アプリケーションの好みの環境設定データのほか、ブラウザー内のブックマークやメーラーに登録しているアドレス帳もそのまま持ち運べる。

 つまりは、この一太郎ポータブル with oreplugがあれば、会社や自宅から果てや外出先のネットカフェまで、どんな場所でどんなPCを使ったとしても、日頃使い慣れた環境で作業ができるというわけだ。

128bit暗号化など、セキュリティー面の備えも万全

 ここからは、実際にこの一太郎ポータブル with oreplugはどのように使うものなのかを見ていこう。

本製品を初めて使用する際の初期設定で、アクセスする際のパスワードを決めるパスワードは、初期設定時以外にも、ランチャー画面上の「オプション」から随時変更が可能

 USBメモリーサイズで簡単に持ち運びができるとなると、やはり気になるのが紛失時の情報漏洩だろう。本製品では、初期設定時に決めたパスワードを入力しないと、起動しない仕組みとなっており、きちんと対策がされている。

 また、パーソナルデータを収納する仮想ドライブに保存したファイルも、自動的に128bit Blowfishで暗号化されるようになっており、紛失してしまった場合でも、中身の情報が極力漏れないようになっている。

一太郎ポータブル with oreplugのランチャー画面

 さて、本製品にログインをすると収録アプリケーションが一覧表示されたランチャー画面が現れる。ここから一太郎 Portableなどの各種アプリケーションが起動できる。

 そしてアプリケーション一覧の右に設けられているのが、最近使用したドキュメントの履歴を表示する「ファイルヒストリー」。本製品内に保存した各種ファイルが表示されるので、作業途中だったファイルにもすぐにアクセス可能だ。

 また、本製品内に保存したユーザーデータのバックアップも、ランチャー画面から簡単に実行できる。

ランチャー画面から「バックアップ」を選ぶと、データのバックアップをHDDかオンラインストレージのどちらに取るか尋ねられる

 バックアップは、本製品を使用しているPCのHDDに保存できるのはもちろん、ジャストシステムのオンラインストレージサービス「インターネットディスク」を利用すれば、インターネット上の専用領域にバックアップを取ることも可能。その後はインターネットを通じ、バックアップデータをいつでも読み出せる。

動作が軽快な一太郎 Portable

 一太郎ポータブル with oreplugには、先に紹介したとおり、メモエディター・メーラー・ブラウザーに加えて、一太郎の簡易版である一太郎 Portableの各アプリケーションが収録されている。

一太郎 Portableのメイン画面

 一太郎 Portableは「一太郎2010」をベースに、文書作成に欠かせない基本機能のみを抽出した簡易バージョン。

 通常の文書作成はもちろん、絵や写真などを盛り込んだ文書の作成などができる、「表計算の貼り付け」のような機能は大幅に省略してある。

 そのため、ほかの一太郎で作成した書類でも一太郎 Portableにない機能を含む文書を開いた場合は、設定を変更できない。

 しかし、機能を絞り込んだこともあってか、動作はいたって軽快。低スペックなネットブックなどでも、ストレスなく作業ができそうな快適さで、一太郎で作成した文書を出先でちょっと修正したいといった時には大いに役立ちそうだ。

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