上下二分割型のコロケーションラック「NetShelter SX Colocation」
APC、1本のラックを上下で異なる企業に貸し出せるラック
2011年01月18日 06時00分更新
1月17日、エーピーシー・ジャパンはデータセンター事業者向け上下二分割型のコロケーションラック「NetShelter SX Colocation」(型番:AR3200)の販売を開始した。
NetShelter SX Colocationは、データセンター用に独自に開発・展開しているラックシリーズ「NetShelter SX」の新モデル。1本のラックを上下で異なる企業に貸し出すことを想定して設計された上下二分割型ラックとなる。上段・下段のマウンティングレールが個別に移動可能なため、利用企業ごとに奥行きの調整が可能だ。なお、上段・下段各20Uの高さとなっている。
セキュリティに関しては、フロントとリアドアに、3桁の暗証番号を組み合わせて使用するコンビネーションロックハンドルを上段・下段個別に設置。さらに、背面のケーブルチャネルにはセキュリティカバーが施されており、他社ケーブルへのアクセスを防止する。
また、別売りのハーフサイズのケーブル収納用ブラケット「AR7710」、ラックマウントPDU「AP8858」も上段・下段個別に取り付けが可能で、企業ごとに電源管理ができる。価格は30万円(税抜)。
