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スーパーママチャリGP 2011奮戦記 第2回

寒いし辛いけれども、それもキモチイー!のがママチャリGP

2011年01月17日 18時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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なんだかんだ言ってもキモチイー!
次も出るならしっかり準備するのが吉

 かなり前置きが長くなってしまったが、ようやくやってきたレース開始時間。とにかく一旦仮眠がしたかったので、自分の順番をさっさと終わらせようと2番目にコースイン。

迎えた朝にはレースクイーンさんの先導でラジオ体操も

 正直それほど前向きな気持ちでやってきたわけではないのだが、実際に走ってみると、これが実にキモチイー! ママチャリゆえにそれほどスピードは出ないのだが、刺すような冷気を含む澄んだ朝の空気を前方から浴びていると、雑誌編集時代に徹夜で校了作業を済ませて、気分スッキリと自転車で帰宅した日々をふと思い出した。

前半の下り坂は気持ちよく快走も、登りとともに段々と心が折れだす

 と快感に浸ったのは下り坂のわずかな時間だけ。コース半分も過ぎると、見上げるような上り坂の上に富士山の姿が。「もういいよ」「もう十分だ」「今度こそダイエットすればいいんだろ」などと、さまざまな心の叫びを胸の内に抱えつつ、早々に自転車を降りて、歩いて坂を登ることを決意したのだった……。

 と、こんな感じで終了した一度目の走行のあと、ちょっと仮眠したら急に元気になって、豚汁を食べたり、元F1ドライバーの中嶋一貴選手が現われるのを見学したり、再度コースインしたりと、イベント自体は相当楽しんで1日が終わっていったのである。

今年は日本でレース活動をするという中嶋一貴選手もママチャリGPに参戦。F1中継でおなじみの川井一仁氏がインタビューしてました

 辛いけど楽しい「ママチャリGP」。来年以降出場するのであれば、前日にしっかり睡眠がとれる環境が必要だよね、という教訓を締めとさせていただきたい。

順位はともかく無事完走できました

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